追儺のまつり

 

■開催日時

2021年12月19日(日)

■内容

『追儺』とは、平安時代の宮中で行われていた大晦日の夜の行事です。
人々は、それぞれの心に潜む目に見えぬ”鬼”を追い払い、新しい年に幸多からんことを願いました。

 古代の儺(な)のまつりでは、陰陽師(おんみょうじ)が ”鬼” を追い払う祭文を読み、方相氏(ほうそうし)が盾と矛を打ち鳴らしながら、侲子(しんし)を従い、貴族たちが桃の木の弓で矢を射て、見えない鬼を追い出す…という儀礼がありました。

 当館では『追儺』の儀式を再現します。ご来場いただいた皆さんと儀式を一緒に体験します。陰陽師、方相氏、侲子と共に当館周辺を練り歩き、その後『けじめの弓矢』として、簡単な弓矢で鬼の的に矢を射ていただきます。