日本近代洋画の名作展

■開催日時

2022年2月11日(金・祝)~ 3月28日(月) ※会期中無休

■内容

45人の巨匠、一挙集結!

ひろしま美術館は、印象派を中心としたフランス近代絵画や日本近代絵画を多数所蔵し、紹介しています。
 今回は、ひろしま美術館が誇るコレクションから、厳選した日本近代洋画の名作約80点を展観し、その流れをたどります。
 日本の近代洋画は、明治期における西洋美術との本格的な出会いにより華開き、以降の大正、昭和にかけて、日本人が西洋の技法で描くことの意味や、単なる西洋の模倣ではない日本の洋画とは何かを模索しながら、様々な展開をみせました。
 本展を通して、洋画の草創期を牽引した浅井忠や黒田清輝をはじめ、明治浪漫主義を代表する青木繁や藤島武二、大正期の個性として異彩を放った岸田劉生、昭和期に黄金時代を築いた安井曾太郎と梅原龍三郎など、45人の巨匠が描いた珠玉の名画をお楽しみください。

作家名:浅井忠、小山正太郎、ラグーザ玉、黒田清輝、藤島武二、岡田三郎助、満谷国四郎、鹿子木孟郎、和田英作、中川八郎、熊谷守一、山下新太郎、青木繁、坂本繁二郎、南薫造、正宗得三郎、黒田重太郎、小出楢重、小絲源太郎、安井曾太郎、小林和作、梅原龍三郎、岸田劉生、須田国太郎、児島善三郎、中川一政、木下孝則、中村研一、古賀春江、鈴木信太郎、前田寛治、林武、小山敬三、東郷青児、中村琢二、佐伯祐三、岡鹿之助、野口弥太郎、牛島憲之、向井潤吉、荻須高徳、小磯良平、海老原喜之助、宮本三郎、鴨居玲


①黒田清輝 《白き着物を着せる西洋婦人》 明治25年(1892)
②藤島武二 《桃花裸婦》 明治35年(1902)頃
③岸田劉生 《支那服を着た妹照子像》 大正10年(1921)
④佐伯祐三 《ロカション・ド・ヴォワチュール》 大正14年(1925)
⑤安井曾太郎 《画室》 大正15年(1926)