■森羅しんら万掌ばんしょう■
■開催日時
~3月27日(日)
(会期中無休)(初日午前11時開場・最終日午後3時閉場)
■内容
出品作家 | 紫苑、石井夢峰、しょうじ、平泰平、大眞 |
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紹介文 | この度、三重県伝統工芸根付の今を生きる作り手たちが表現する現代根付(ねつけ)の数々を展示させていただくこととなりました。 時代と共に道具や素材にも様々な幅が広がり、表現の域は格段に膨らみ続けています。先人の練り上げた伝統を、現代で刃を研ぎ続ける作り手たちのこれからを感じて頂けたらと思います。 根付が生まれ、そして時が流れ、今もなお生き続け、その掌にあふれる技の結晶の数々。是非ご高覧ください。 |
根付について | 根付(ねつけ)とは、400年以上前から使われている日本独自の細密彫刻です。着物の帯に引っ掛け、巾着や煙草入れなどを提げるための道具として主に使用しています。また、そこに表現された彫刻は多くの人を魅了し世界でも愛され続けてきました。 伊勢国の根付は朝熊山で木の宝石と呼ばれる黄楊が採れたことで、これらの材を中心に発展していきました。そして三重県伝統工芸指定品伊勢根付として、脈々と培われた木彫の技術は現代の作家によって絶えず変化しながら育まれております。 |