熊野古道自然学校「化石発掘体験」

■開催日時

令和4年5月14日(土)

午前9時30分~正午

■開催場所

尾鷲市行野浦海岸※集合場所-三重県立熊野古道センター駐車場

■内容

 何万年、何億年という期間、地層中に骨や貝殻などの太古の生物の遺骸が閉じ込められてできた化石は、地層の堆積した場所がどのような環境であったのかを示す重要な資料です。
 尾鷲市の大地は、約1億年~6,500万年前の的矢層を基盤岩として、その上に大曽根層、行野浦層と、いくつかの地層や岩石が堆積して作られています。約1,700万年前までは200mほどの海の底であった行野浦層では、リュウキュウハゴロモガイやシラトリガイといった二枚貝の化石や、キリガイダマシ(巻貝)、カニの巣穴の化石を見つけることができます。
 今回の自然学校では、尾鷲市文化財調査委員の二村直司氏を講師に迎え、約1,700万年前の地殻変動で海底が隆起してできた尾鷲市の行野浦層で、二枚貝や巻貝の化石をタガネなどの道具を使い発掘・観察します。
 ただ化石を見つけるだけでなく、とてつもなく長い期間をかけて形成された化石たちを通して、当時の環境を推測する想像力・観察力を養う体験としたいと思います。

スケジュール予定
  9:30 受付開始
10:00 挨拶、講師紹介、行程説明
10:10 行野浦へ移動
10:20 解説・化石発掘体験
11:50 まとめ
12:00 終了

■その他

参加料・入場料 500円(保険料、資料代を含む)
定員 15名(要申込・応募多数の場合は抽選)
募集受付期間 4月7日(木)~5月7日(土)午後5時まで
講師 二村直司氏(尾鷲市文化財調査委員)
主催 三重県立熊野古道センター
対象 小学生以上(小学3年生以下は保護者同伴)
持ち物等 軍手、ハンマー(金づちでも良い)、ゴーグル、ポリ袋、新聞紙、筆記用具、  飲み物、帽子、タオル、運動靴、動きやすい服装など