立夏を迎えた青空の下、「放課後子ども教室ほくせい」の教室『いなべの自然探検隊(國武明史先生)』にて茶摘み体験が行われました。
大安町石榑「マル信 緑香園」5代目の伊藤典明さんにお世話になり、お茶の種類やおいしい淹れ方などを教えて頂き、茶畑やお茶工場に案内していただきました。
先日まで黒い覆いをかぶせていたという茶畑で、活き活きとした深緑の茶葉を、伊藤さんの指導のもと「一芯二葉」の部分を摘み取り、茶摘み籠に集めていきます。
お茶工場では、蒸す・揉む・整える・乾燥などの過程を経てお茶が出来上がる様子を見学しました。
石槫峠の麓に位置する恵まれた土壌や気候により、良質なお茶を育ててきた「マル信 緑香園」では、長年、「おいしい」と言って支えてくれている地域の人への感謝の気持ちを忘れず、お茶栽培に取り組まれているといいます。
きっと感謝の思いがお茶の旨味となり、よりおいしさが増してるんでしょうね♪
なお、江戸時代から引き継がれてきた『石槫茶』はこれまでの100年が評価され、文化庁の「100年フード」に認定されています。