三重テレビ『ゲンキみえ生き活きレポート』2022年6月12日

津市白山町にある『わかすぎの里キャンプ場』は1988年にオープン!
しかし昨年までは夏場のオートキャンプ場のみの営業でした
大阪から津市に移住した倉田さん夫妻が『わかすぎの里キャンプ場』の管理を去年から行うことで、今年のゴールデンウイーク、オートキャンプ場は にぎわいを見せました!


津市白山町『わかすぎの里キャンプ場』です。
津市にお住まいの方だと、林間学校や子供会のキャンプで訪れた方もいらっしゃるかも知れません。
一度は休業にまで追い込まれたキャンプ場、いま新たな管理人を迎え、かつての賑わいを取り戻しつつあります!

 

倉田主税(ちから)さんと奥様の美雪(みゆき)さん。
昨年、大阪から三重県津市白山町へと移り住み、ここ『わかすぎの里キャンプ場』の管理人を任されています。

「来たときはかなり荒れていました。
草が生い茂っていたり、いろいろなところのお手入れができてなかったので、そこから始めました。
その後、インターネットやSNSで告知をし、キャンプ場の予約サイトに登録して、予約を取るようなシステムにしました。
自然が好きでキャンプもやっていたので、今度は提供する側になっても楽しそうかなと思い、はじめました」

と、主税さん。

「夫からキャンプ場の管理人を探していると聞いたとき、もう決めているんだろうなと思いました。
迷っていなくて、やる気まんまんでした」

と、美雪さん。

 

そして、はじめて迎えた今年のゴールデンウイーク。
二人の努力が実り、なんと1日を除いて満員御礼となりました!

 

『わかすぎの里キャンプ場』の受付。
実はここにはキャンプサイトはなく、ここから車で3分くらいの場所にあります。
こちらでは利用規約や利用方法、緊急連絡先などが書かれたファイルを受け取り、キャンプサイトへ移動します。

 

今後はキャンプグッズのレンタルも検討しているとのこと。

 

こちらがオートキャンプサイト。
全部で15サイトあります。

 

「電源がありますので真冬でも『おこもりキャンプ』をしてもらえます。
シャワーも設置しているので、夏場でも汗を流してもらえますし、炊事場も完備し、快適なキャンプをやってもらえると思います」

と、主税さん。

「8月には、ファミリーキャンプ講習やソロキャンプ講習・レディースソロキャンプ講習を開講予定です。
キャンプをどう始めたら良いのかをわかってもらえるような講習をしたいと思います」

 

ソロキャンプ講習がどんなものかを知るために、テントを張ってみます!
キャンプ経験豊富な倉田さん。
初心者にもわかるように説明しながら、いっしょにテントを建てていきます。

 

慣れると15分ほどで立てられるそうです!
平日限定のデイキャンプは21時がチェックアウト。
ゆったり楽しむことができます。

 

続いてはマシュマロを焼いての『スモア』づくり。

 

焼いたマシュマロをビスケットにはさみます!
中がクリーミーで、新しいデザートのようになります!

 

そして、夏のシーズンに向けて、『わかすぎの里キャンプ場』では、コテージを準備中!
コテージ近くにはシャワーやお手洗いも完備!

 

コテージ内は木のぬくもりが感じられます。
ロフトもあって、秘密基地のよう!
これなら家族でも楽しむことができますね。

 

そしてすぐ下には川があり、夏は川遊びをすることもできます!
コテージエリアは絶賛改修中。
夏には利用できる予定です。

 

倉田さん夫妻がこちらに来るきっかけとなったのが、『ウッズランドMio』の織田拓さん!

織田さんは、月額固定の会員制キャンプ場『ウッズランドMio』を津市美杉町で運営。
会員は何度利用しても、何泊してもOK!
地域のファンをつくり、地域内外の人をつなぐ拠点としてさらに発展させていこうと取り組んでいる織田さんが、倉田さんと『わかすぎの里』をつないだのです。

ウッズランドMio

「倉田さんはもともと、『ウッズランドMio』をはじめたときの、一番最初のメンバーさんでした。
たまたま白山の行政の方から、ここを誰かやってくれる人いませんかという話があり、声をかけたところ、じゃあやりますっていうことで、晴れて管理人になってもらいました」

と、織田さん。

「一旦営業できていない状態になっていて、陽の落ちた感じになっていましたが、家族や子どもたちの声が聞こえる、楽しい施設にしていきたいですね。
地元だけじゃなく、近隣地域の人にも知っていただいて賑やかなキャンプ場になったらいいと思ってます。
キャンプ場同士が連携を持っているというのは今までないと思うので、『ウッズランドMio』と共に、これからいろいろな指標になったら面白くなると思います」

と、主税さん。

まずは施設を再整備し、四季を通じて安定的にお客さんに来てもらえるようにしたいとがんばる倉田さん。
次のステップとして考えているのが地域への貢献。
そのひとつとして、火の教育、火育を地域の小学校や学童の児童に体験してもらう計画もしているそうです。

この夏、『わかすぎの里キャンプ場』でキャンプしてみませんか!?