夜火松明(やほたいまつ)で有名な『鴨神社』では、「茅の輪」が26日(日)に奉斉されます。
この半年の間、私たちが知らず知らずのうちに身につけてしまった罪・穢れを「茅の輪」をくぐることで祓い清め、残り半年の無病息災を願います。
特に夏の疫病退散を願っております。
『鴨神社』の歴史は古く、天平19年(747年・奈良時代)の「大和大安寺」の文書にその社名が記載され、1300年の歴史を持つといわれています。
境内の鳥居を入った左手に大きな楠の木がありますが、その昔織田信長が北勢地域を侵攻の折に、この楠の木に馬をつないだという言い伝えがあるといわれています。
境内の絵巻は、平成27年・28年にいなべ総合学園高等学校美術部のみなさんが描き、「屋奉松明」などの文字は同校書道部のみなさんの揮毫を写したものになります。

「茅の輪くぐり」
日時 令和4年6月26日(日) 10時~
雨天決行

『延喜式内 鴨神社』
住所 三重県いなべ市大安町丹生川上429