バス路線が廃止になったバスを、もっと利用しやすいバスにしたのが生活バスよっかいち。

地域の人たちが日常利用しているところ（スーパーや病院、郵便局・銀行など）を、くまなく回るなど、地域の人が日常生活しやすいように工夫してあります。

初乗りが２５０円ぐらいの中、このバスはどこまで乗っても１００円！
利用者は一日100人平均です。

多くは高齢者の方々や車に乗れない主婦の方が多いので、病院あり、買い物あり、駅ありで、料金も安いと皆さんに喜ばれています。

このバスを利用しているみなさまには「非常にいい！」と好評です！！

みなさんがバスを使うことによってエコにつながりますもんね。
できるだけバスを利用して頂いてCO2の削減とかガソリンの削減とか、お財布にも、地球にもやさしいということなんですね。

バスの中は通常のバスと同じです。

傘が置いてあるのは、雨が降った場合、自由に使っていただけるように。
皆さんに使ってもらっていいように、はじめから用意してあるそうです。

人に優しいバスというわけなんですね！

今、考えている事があるんですよね。
まだ東の方に、海の方向にバスが走っていませんので、コンビナートの方と一緒になってなんとかならないかなと検討中です。

事務所にお邪魔しています。

後ろにあるのは路線図ですね。

「お客さんの要望により現在停留所は34か所ありますね」

停留所の間隔が短いわけは、高齢者がバス停まで歩くのが大変だから。人に優しいです。

病院や公園の名前がついた停留所が多いのは、事業費をいかに捻出するか、考えた結果。

バスの乗客だけでは運賃収入は少ないので、地域の企業さんから貢献してほしいと
協賛金を頂いて、その協賛金でバスを運行しています。

もっとバスに乗って頂こうと応援券というものが定期券と同じ役目をしています。
これは家族に2枚配っています。

「バスに乗らなくても公共交通機関を守ろうと応援して頂きたいので、“応援券”というネーミングにしました」

応援券を家族に配ることで、車で移動していた方がバスを利用すると、環境にも優しくなるのでいいですね。

もうひとついいことは、バスの中でコミュニケーションがとれる。
地域の活性化にもなるし、高齢者の介護予防になります。

「高齢者は家にこもりがちになるんですが、外に出て頂きたい。
乗りやすいバスになれば買い物も行きやすくなるし、お友達もできるし・・・とうことで介護予防にもなるんです」

どんどんエコなコミュニケーションが広がっていくといいですね！