三重テレビ『ゲンキみえ生き活きレポート』2022年12月11日

2021年に松阪市にオープンした、ハンドメイド雑貨の委託販売のお店『夢の手づくりshop』では、地域産の食材なども販売!
オーナー夫婦は2012年から月に一度、手づくり作家の作品が集うマルシェ『夢の手づくり市』を三重県総合文化センターで開催していたが、コロナ禍でやむなく開催を中止した時期もあったことから、作家さんたちの声に応える形で実店舗をオープン!
金・土・日の営業日の内、対面販売やワークショップ、キッチンカーの出店がある日もあり、地域の賑わいの場所となっています!

松阪市にある『夢の手づくりshop』に来ています。
こちらはその名の通り、たくさんの人の『夢』が詰まったお店なんです!

 

店内、所狭しと商品が並んでいます。
クッキーにドライフラワーに、アクセサリー、編み物…たくさんのジャンルの雑貨が並んでいて、ワクワクします!

 

「近くに住んでいて、何度か来ています。
チェーン店とかにはないものがあるので、やっぱり見つけると、あっ!ラッキー!とか思いますね」

「今日は妻用のトートバッグなどを嗅いました。
伊勢から初めて来たのですが、妻の友人からとても良い店があると紹介してもらいました。
いろいろなものがあって、素敵で居心地の良い感じのお店です」

お客さんの男性は、たくさん買われたようです!

 

こちらは商品を販売している作家さんのようです。

「今日は子どもたちと一緒に作品を納品しに来ました。
羊毛フェルトでガーランドや小物を作っています。
今回は季節柄、サンタとトナカイも持ってきました。
こうして作品を置かせてもらえるのは、本当にありがたいです。
手に取ってもらってお客さんの顔を見て声を聞くことができるので、励みになっています。
ワークショップも開催させてもらっています」

 

『夢の手づくりshop』を運営する、長岡正樹さんと江利子さんご夫妻。

「こだわりや思い入れのある手作り作家さんの作品を置かせていただいています。
日によっては作家さん自身がここへ来られて、対面で販売されたり、ワークショップを開催してお客さんに体験してもらったり、キッチンカーが来ることもあります。
営業は毎週、金・土・日曜日の3日間です」

と、正樹さん。

「ひとつひとつ手作りだと、愛着がより湧くようで、買われたお客さんがとても大切に使っているというのをよく聞きます」

と、江利子さん。

『夢の手づくりshop』は、津市内で開催されている『夢の手づくり市』に出店する作家さんを中心に作品を展示販売する場所としてスタートしました。

 

『夢の手づくりshop』誕生のきっかけ。
それは、2012年4月から、長岡さんご夫婦が中心となって、毎月、三重県総合文化センターで開催していきた『夢の手づくり市』。
出店しているお店や作家さんは、毎回60から80軒。
津市においては最大級かつ歴史あるマルシェです。

 

「しかしコロナで開催が難しくなり、2020年4月から10月までの期間は中止という選択をしました。
以前から、作家さんたちから『夢の手づくり市』のオンラインサイトを作って欲しいと言われていまして、この機会にオンラインサイトを立ち上げました。
さらに作家さんから発送もお願いしたいとの要望があり倉庫を探していたところ、お客様がそこに買いに行きたいと。
そこでお店にしようという話になり、急遽、昨年4月に、『夢の手づくりshop』オープンしました」

と、正樹さん。

「手づくり市毎月来ているとか、10年間通っているとか、お客様とじっくり会話ができるようになったというか、思いを聞くことができるようになりました。
作家さんとも、イベントの時だけだとご挨拶させてもらうのが精一杯でしたが、どういう思いで作っているか、出店にかける思いとかを知ることができて、本当に嬉しい場所になりました」

と、江利子さん。

 

それでは店内の商品をご紹介。

インド刺繍リボンを使ったアクセサリーに、猫ちゃんモチーフの食器。
革製品も販売しています。
さきほど男性が購入していたトートバッグも革のものです。

 

明和町の『ベーグルファンズ』のベーグルは、その日の朝に届きます。
チーズケーキも美味しそうです!

出店のしくみは、1つの棚が毎月1000円のブース料。
さらに商品を販売すると、そのうちの20%を手数料として『夢の手づくりshop』に支払います。
現在の店舗数は65店舗。
県内が主ですが、県外からの出店もあり、ジャンルも幅広く置いています。

 

店内はさらに奥があり、テーブルが。
近所で有機栽培の豆だけを厳選して使っている『オニヴァコーヒー』のコーヒーも、ここで提供しています。
屋外にもテーブルがあるので、外でいただいたり、テイクアウトも可能です。

 

こちらは『結工房』の作家さん。
お母さんは子ども用の小物や帽子などを販売。
娘さんは天然石と真珠を使ったアクセサリーを製造・販売しています。
親子で出品されているんですね!

「ずっと手芸をしていたので、せっかくならと思って置かせてもらいました。
自分で売ろうと思ってもお店を持つとなると大変ですが、こうやって置かせてもらうだけでみなさんに手にとっていただけるので、とても嬉しいです」

 

サンドイッチやホットドッグを販売するキッチンカー『HOA BINH TABLE』も来ています。

「去年ぐらいからずっと出店させてもらっています。
幅広いお客さんというか、いろいろなお店の物が置いてあるから、いろいろな人のファンが来て下さるので、とてもいいです!」

 

こちらは白山町のお菓子屋さん『節知』。

「なるべく三重県産の材料、生産者さんの顔の見える材料を使って作っています。
今日は、季節の焼き菓子がありまして、和栗を渋皮煮にしてバターケーキに入れたものと、安納芋を入れたバターケーキです。
安納芋は母が作っていて、栗は裏のおじちゃんが作っています。
対面販売はお客様とお話もできるし、楽しいです!」

 

こちらでは『Yellow house』による『みつろうラップ ワークショップ』を開催中。

「布に蜜ろうを染み込ませて、蜜ろうラップを作ります。
食品を直接包んだり、容器の上にかぶせたり、プラスチックラップの代わりに使うものなんです。
さらにプレゼント用の包装紙として使う方もいらっしゃいますし、いろいろな方法がありますよ」

と、出店者さん。

 

「今はイベントに出店されている作家さんの作品が多いですが、イベントは出てないけども作品作りをしていて、いろいろな人に見てもらいたいという人が増えていってほしいです」

と、江利子さん。

「私たちは、作家さんの思いをいかにお客様に繋げていくかが役割だと思っています。
作り手さんの思いが一人でも多くの方に伝わるような場所にしていきたいし、オンラインサイトも同時にしっかりと稼働させて、世界に発信していけるお店にしたいと思っています」

と、正樹さん。

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夢の手づくりshop、営業は毎週 金・土・日曜日!