■コレクション展のお知らせ■

■内容

パラミタミュージアム1階の第1展示室では、昨年から引き続き、
【江里佐代子展 截金 人間国宝の金箔装飾の技】
を開催しています。
截金(きりかね)とは、線状に加工した金箔を一本ずつ貼って模様を描き出す伝統技法であり、朝鮮半島から伝来後、平安時代後期から鎌倉時代にかけて日本独特のスタイルへと大きく発展しました。
江里佐代子(1945~2007)は、1971年に仏師の江里康慧(1943~)と結婚してから截金の技術を学び始めました。
それ以来、截金の保護と発展に貢献し、2002年には人間国宝に認定されました。
本展では、パラミタミュージアムが所蔵している江里作品の中から、小品から大作までを選りすぐって展示しております。
また、昨年から一部展示品をリニューアルしているため、一度ご来館なさった方にも新鮮な気持ちでご覧いただけます。
人間国宝が持つ多彩な技術を、この機会にご堪能ください。
会期:~2022年1月29日(日)まで ※会期中無休
開館時間:9時30分~17時30分