歴史と自然パンフレット『ハイクアップいなべ』を発行しました。
 いなべ市観光協会では、四季折々の自然や歴史など、
いなべ市の魅力を紹介する歴史と自然パンフレット『ハイクアップいなべ』を作成しました。
 特に見どころは、近年、姿を現した「伝説の天空の城」
 平安時代の天皇の皇子、惟喬親王(これたかしんのう)が都を追われ鈴鹿の山々に隠れ住んだと言い伝えられており、文献によれば藤原岳には惟喬親王が休息したという大橋屋敷の石垣址があるという伝承がありました。(藤原史話)
 長年、専門家の間では伝承の地については謎に包まれておりましたが、近年、鹿の食害により、偶然にも屋敷跡が姿を現したのです
 その後、教育委員会との現地調査を重ね、昨年2022年、「大橋屋敷跡」が三重県埋蔵文化財として登録されるに至りました。
 屋敷跡が姿を現した頃にあたる2年前、当時発行した「いなべ発歴史巡り」では惟喬親王について紹介しています。
 また、「180万年前、いなべに象がいた!」では、1954年に藤原町で発掘された象の化石について触れています。
 下あごと牙のレプリカが、藤原岳自然科学館にて展示されており、ご覧いただけます。
 他にも四季折々の花々などの見どころ満載です♪ 
 ぜひお手に取って、いなべの魅力を感じてください♪
※『ハイクアップいなべ』について、
 1月12日(木)のCTYケーブルニュースにて紹介されます。
『ハイクアップいなべ』
監修・写真 伊藤六榮
編集 佐藤千矢子・吉田香織
【配布場所】
*(一社)いなべ市観光協会
 住所 三重県いなべ市大安町大井田1305(大安駅構内)
 TEL 0594-37-3514
*いなべ市役所商工観光課
 住所 三重県いなべ市北勢町阿下喜31番地