伊賀の伝統工芸『伊賀くみひも』を体験!
はたしておっちゃんにはくみひもを作ることができるのか・・・!?

伊賀市に来ています。
伊賀といえば忍者!…ですが、伊賀には伝統工芸品もあるのです。
それがこちら!
『藤岡組紐店』です。
『伊賀くみひも』の製造販売をしているお店です。
店内に綺麗に並んでいますね、伊賀くみひも。
「ありがとうございます!」
と、答えるのは、『藤岡組紐店』四代目店主の藤岡潤全さん。
「僕の角帯も伊賀くみひもです」
『伊賀くみひも』は国の伝統工芸品。
主に絹糸を使い、伝統的な『組台』を用いて組み上げたもので、昔は茶道具や刀剣の飾り紐にも使われていました。
四代目ということで、潤全さんは子どもの頃から『伊賀くみひも』に親しんできたんですか?
「両親は作っていましたが、僕が本格的にはじめたのは大学を卒業してからです。
今は父も母も僕も妻も、家族4人、全員が職人です」
『藤岡組紐店』は、家族全員が組紐職人で、手組み帯締めや羽織紐などを製作している、ちょっと珍しいお店です。
「やりがいのある仕事だと思っています」
家族全員で地域の伝統文化を守っていくなんて、素敵ですね!
「家族ならではの、大変なこともありますよ」
でしょうね。
『藤岡組紐店』は昭和初期創業。
高台による手組み帯締めや羽織紐などを製作。
最近では時代に合わせた『あまり絹糸』を使ったアクセサリーなど、時代に合わせた商品づくりにもチャレンジしています!
それでは『伊賀くみひも』のキーホルダーつくりを体験!
お手本。
8つの糸を交互に動かせます。
1つ飛ばして置いていきます。
こうして。
こうして…。
こんな感じで、けっこうできたんじゃないですか?
「これで約、1〜2cmくらいですかね」
体験で作る、実際のキーホルダーがこちら。
僕だったら夕方までかかりますよ。
「普段だと、少なくても絹糸は50本くらい。
多かったら60〜70本の絹糸を使います」
今後、こんなことをしていきたい、こんなチャレンジをしていきたいということはありますか?
「伝統工芸なので、基本はしっかりしながらも、着物を着ない人にもアピールできるようなもの…タペストリーなどもあるので、やっていきたいと思います」
確かに、鑑賞する対象としても充分美しいですね!
今日は本当にありがとうございました!
・・・こうして、まだまだ、おっちゃんYouTuberの『おっ!』探しは続きます。
体験料 2200円 要予約