斎宮歴史博物館では、令和4年10月から第203次として、奈良時代の斎宮の解明を目的とした発掘調査に着手しました。そこで、発掘調査成果を広く皆様に知っていただくため、現地説明会を開催します。どうぞご参加ください。
1 開催日時  
  令和5年2月18日(土) 10時00分から12時00分まで
2 場所  
  国史跡斎宮跡 第203次発掘調査現場(三重県多気郡明和町竹川字中垣内429-2ほか)
  ※斎宮歴史博物館から徒歩約10分、近鉄斎宮駅から徒歩約10分
3 説明者  
  斎宮歴史博物館職員
4 参加方法  
  どなたでも参加できます。直接会場にお越しください(事前申込不要)。
5 見どころ
   発掘調査地は、史跡西部、飛鳥・奈良時代の斎宮中枢域と推定される場所に位置します。奈良時代の
  斎宮中枢域は、掘立柱塀で囲われた方形の区画が東西に2つ並ぶことがこれまでの調査で分かっていま
  す。令和4年度の第203次調査は、東側の区画の掘立柱塀東辺を確認することを目的として実施し、
  その掘立柱塀と区画内部に掘立柱建物2棟を確認しました。
   飛鳥時代に成立したと考えられる斎宮が奈良時代にどのように展開し、平安時代へと繋がるのか。今
  後の斎宮の発展を考えるうえで重要な成果と考えられます。
6 その他
(1)小雨決行。ただし、激しい降雨等の場合は中止します。なお、当日の午前8時00分時点で明和町に
   暴風警報・大雨特別警報・大雪特別警報・暴風特別警報が発表されている場合も中止します。
(2)新型コロナウイルス感染症拡大の状況によっては、開催を中止する可能性があります。
(3)中止の際には、斎宮歴史博物館のホームページでお知らせしますので、来場前にご確認ください。
(4)斎宮歴史博物館では、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、参加される方に次のことをお願い
   しています。
  〇発熱や咳等の風症状が見られる方の参加を控えていただくこと。
  〇マスクの持参及び着用のうえ参加いただくこと。
  〇感染予防のために会場入り口での検温、アルコール消毒液をご利用ください。
  〇人と人との十分な間隔(できるだけ2mを目安に)をおとりいただくこと。