三重テレビ『ハピ3!』2012年10月27日放送

ミネラルや繊維を豊富に含んだ高級食材『マコモ』が、料理に加工品にスイーツに、大活躍!
マコモ料理が登場する美味しいお祭りや、お店をたくさんご紹介します!

菰野町のご当地ゆるキャラ『マコック』登場!
今回は菰野町という町名の由来にもなった『マコモ』と、地元にこだわった美味しいイベントをご紹介します!


こちらはマコモの栽培ほ場(ほじょう) 。
春に田植えをして秋に収穫するマコモは、ミネラルや繊維を豊富に含んだ高級食材なんです。
10月4・5日には『第7回 全国マコモサミット in 菰野 2012』も開催。
全国の生産者や研究機関が一同に会して、マコモの普及栽培などの情報交換を行い消費者に広く情報発信を行いました。


それにしても、マコモはどの部分を食べるのでしょうか。
『真菰の菰野会』の福田晃さんにお聞きしました。

福田「根本を見ると分かるんですが、根本の茎にマコモの『黒穂菌』という菌が作用し、茎が大きく太くなるんです。そこの部分を食用とするんですよ」

白く膨らんだ茎はシャキシャキとした食感で、食物繊維やミネラルなどの栄養分が豊富!
緑色の葉の部分は乾燥させて粉末にし、麺類へ入れたり、お菓子に使ったりと様々に活用できるそうです。


そんなマコモ料理を楽しめるイベントが、11月3日(土)に開催される『第29回 ふるさと味まつり』!
『食と文化の祭典』をサブタイトルに、菰野町産業文化祭と併せて開催。
地元の特産品や菰野産のマコモダケ、マコモを使った手延麺焼き菓子などをお値打ちに販売いたします。
今年はさらに、マコモ入りカレーなどが新しく出店されるそうですよ!


三重県三重郡菰野町菰野1098−1

『第29回 ふるさと味まつり』
開催日時 平成24年11月3日(土)9:00~15:00
開催場所 三重郡菰野町菰野1098-1 JA三重四日市菰野支店
     ※近鉄湯の山線 菰野駅より徒歩6分
お問い合わせ TEL 059-393-1050(菰野町商工会)


また、『道の駅 菰野ふるさと館』では、マコモの商品が勢揃い!
マコモはサラダとしてこのまま食べても美味しいですが、マコモを粉末にして作った加工品やスイーツも美味しいと大評判!
焼きドーナツやクッキー、中でも『まこもアイス』は、茎の部分と地元の牛乳がたっぷりと使われていて優しい甘さです。


マコモを使ったお料理をいただくのなら、『道の駅 菰野ふるさと館』隣の『マコモの里』へ。
オススメはうどんとコロッケのセット。


うどんは平打ち麺にマコモの粉末を練りこんだ『マコモ麺』。
マコモのコロッケ『マコころ』はマコモをキンピラにしたものを、中に混ぜ込んでいるそうです。
名前の『マコころ』は『真心』に掛けているのだとか。


三重県三重郡菰野町菰野2256

『道の駅 菰野ふるさと館』『マコモの里』
住所 三重郡菰野町菰野2256
TEL  059-394-0116
営業時間 9:00~18:00(4月~10月)
     9:00~17:00(11月~3月)


ほかにも、オリジナルケーブルカーで鈴鹿山脈の景観を楽しみながら向かう、希望荘『菰野茶屋』でも期間限定でマコモ料理が楽しめます!
こちらはなんと、カマド炊き!


炊き上がったのは、人参・ゴボウ・しいたけ・お揚げ・鶏、そしてマコモ入りの『マコモご飯』。
こちらが『かやくご飯定食』となって、なんと500円!
マコモが入っているのは、11月上旬頃までの期間限定ですので、お早めに!


三重県三重郡菰野町千草7094

『希望荘 菰野茶屋』
住所 三重郡菰野町湯の山(鈴鹿スカイライン入り口)
TEL  059-392-3181
営業時間 11:00~21:00(L.O. 20:30)

週末は、地元の美味しいものやマコモ料理を味わい、『ふるさと味まつり』を楽しみに、菰野町に遊びに行きましょう!