三重テレビ『ゲンキみえ生き活きレポート』2023年3月12日

1日1組限定の1フロア貸切宿!
最大12名宿泊可の、自炊式!
鳥羽駅から徒歩5分の市街地にあり、伊勢志摩エリアの観光の拠点にも最適です!
ベッドを始め、内装のほとんどは仲間と共にDIYで仕上げました!

近鉄・鳥羽駅から歩いて5分、鳥羽の中心街に、さまざまなことに挑戦でき、鳥羽を面白くする場所が誕生ました!
こちらの3F建てのビルです!
『toBAshare (トバシェア)  SPACE&HOSTEL』!

 

『toBAshare』オーナーの、行野慎平さんとみずきさんご夫妻です。

「ここは『toBAshare』と言いまして。
1Fがシェアスペース、2Fが1フロア貸し切りの宿泊施設となっています」

 

2Fの『toBAshare HOSTEL』は1日1組限定の1フロア貸切宿。
最大12名宿泊可、自炊式。
鳥羽駅から徒歩5分の市街地にあり、伊勢志摩エリアの観光の拠点にも最適となっています。

それにしても広い!

「学生さんも結構来られますし、小さいお子様がおられる家族で、複数家族が集まる場として使っていただいたりしています」

 

なんと、3階へと続く階段下の部分をベッドスペースに活用!
入ってみると、意外とゆったりしたスペースとなっていて。落ち着きますよ。

 

「できるだけ秘密基地感を出したいなと思っていました。
僕はそういう専門知識はなかったので、仲間と一緒に組み立てながら作ったという感じです」

ベッドをはじめ、内装のほとんどは仲間と共にDIYで作ったそうです。

 

リビングではみんなで鍋をしたり、ゲームをするなど、思い思いの過ごし方を楽しむことができます。

 

自炊式の宿なので、備え付けの調理器具を使ってキッチンでの自炊も可能!
駅から近いだけあり、徒歩圏内に飲食店もあり、外食もOKです!

 

和室からは鳥羽の町を一望することができます。
目の前には鳥羽城跡があり、鳥羽水族館やミキモト真珠島にも歩いて行くことが可能です。

 

1Fの『toBAshare SPACE』は、地域活性型の多目的シェアスペース。
ワークスペースとしての利用をはじめ、イベントやパーティーの会場、1DAYシェフなどの利用も可能です。

 

「ワークスペースの時にドリンクを提供したり、飲食店に挑戦したい人が僕らと一緒に挑戦できるような場にもしています。
みなさんがやりたいことに挑戦できる場所…極端なことを言うと失敗もできる場所というのが面白いと思っています。
多様な使い方ができるよう、ちょっと余白のあるような空間にしたつもりです」

と、慎平さん。

 

『toBAshare』をオープンしたきっかけを、慎平さんとみずきさんにお聞きしました。

「ここが空き店舗・になっていたのがとても寂しいと思いました。
いろいろなことに挑戦できる場所があったら挑戦する人もやりがいも生まれるし、お店がやっていたらお客さんも喜ばれます。
そして地域も明るくなったらいいなというのがスタートでした。
こういう場所があることでいろいろな方がここに来て、そこで繋がりが生まれたり、話したことが次の企画に発展したり、違う価値が生まれる場所として面白いと思っています」

「この伊勢志摩エリアを知ってもらうきっかけになって、関わり続けていてくれる人が増えればいいなと思います」

 

「いま、仕事を冊子を作ってるので、そのレイアウトをしています。
仕事だけでなく、散歩のついでに寄ってコーヒーだけ飲んでいったりとかもできるので、とても使いやすいなと思いますね」

「ここではもちろん仕事もしますが、何か気分を変えたいときにも来たりします。
私自身移住者なので、こういうスペースができたことがとても嬉しいです。
めちゃくちゃ期待しています」

と、利用者のみなさん。

 

鳥羽に移住して5年目になる行野さん。
驚くことに運営している宿が他にもありました!
それがこちら『Anchor. 漁師の貸切アジト』。

 

2020年にオープンした、最大32名での利用が可能な団体向けの一棟貸しの宿泊施設です。
目の前に浦村の海が広がり、全室オーシャンビュー!
リビングが広いです!

 

「寝室は上の階と、この奥に計7部屋ございます。
会社利用だとか、学生さんの集まり…今の時期だと卒業旅行のお客様が多いですね。
友達家族の集まりとかで、遊びに来るお客様もいらっしゃいます」

と、慎平さん。

 

目の前に見える牡蠣筏では牡蠣筏クルージングなど、釣りやカヤック等のマリンアクティビティに加え、地元漁師さんと連携した漁村アクティビティも展開しています。

「冬場だと牡蠣がどういう風に育てられてるか筏まで船で見に行ったり、漁師さんの漁船でクルージングをしたり。
夏はカヤックとか、海ホタルをお見せするツアーとかも開催しています」

行野さんは、もともと伊豆のキャンプ場運営の会社に勤務。
仕事で伊勢志摩を訪れた際、鳥羽の漁師さんたちに出会い、その、人と自然の魅力にすっかりはまり、移住を決意しました。
移住後はカキ養殖の仕事を手伝いながら、仲間と共に空き家のリノベーションに取り組み、『Anchor.漁師の貸切アジト』をオープンさせたのです。

 

鳥羽の人と自然の魅力を伝えたのは、こちらの漁師さんたち。
この浦村で牡蠣の養殖をする浅尾大輔さんと山本善幸さん。
鳥羽の漁業、鳥羽の町の活性化にも力を注ぐ、2人です。

「最初はどんな所かわからない初めてのお客さんも、帰った頃にはもう親戚の家ができたみたいな感覚で帰っていきます。
とてもアットホームでいい場所の作り方をしてるのかなと思っています」

と、浅尾さん。

「古い施設ですが、各部屋を特徴あるようにデザインして手直ししてきれいにされてるんで、その辺が受けているのだと思います。
中心街に『toBAshare』というシェアの施設は、ここに長く住んでる私たちには考えもつかないことです、
ぜひそこからいろいろな情報発信をしていただきたいと思います」

と、山本さん。

「『Anchor』は漁村を感じられる、ローカル観光ができる場所。
『toBAshare』も貸し切りの宿があり、シェアスペースはいろいろなことに挑戦できる場所です。
仲間たちと一緒に過ごして絆を深めたり、思い出を作ったり。
観光客と地元の人との繋がりは、このエリアとしても面白いし、観光の方も地元の方と繋がることで思い出になると思うので、そういうのが生まれると場所を作った価値はあると思っています。
そういう意味で、関係人口が生まれる場になるんじゃないかということも期待しています」

と、慎平さん。

空間と時間を共有する場所、『toBAshare』。
ご利用のお問い合わせはウェブサイトから!