三重テレビ『ゲンキみえ生き活きレポート』2023年7月9日

鳥羽駅から徒歩数分の場所に昨年オープンした、宝石探しが出来る体験施設「ストーンハンター伊勢志摩」。
鉱山や川の中から宝石を探しだし、アクセサリー作り体験などが楽しめる施設として今、話題を呼んでいます!
伊勢志摩で生まれ育った代表の岩城雄大さんが、コロナ禍の子どもたちや、鳥羽の観光業を盛り上げたいという思いでオープン!
今年3月には新たに「恐竜Miniミュージアム」が誕生。
1996年に鳥羽市で発見された「鳥羽竜」に関する展示を、地元で活動する「鳥羽恐竜研究振興会」の監修のもと行う他、アンモナイト化石クリーニング体験も新たなメニューに加わりました!
地域と共に鳥羽のまち、鳥羽の観光を盛り上げます!

鳥羽駅すぐ近くに昨年オープンした、子どもも大人もワクワクできる『ストーンハンター伊勢志摩』!
今年に入り、さらにパワーアップしたとのことです!

 

入り口にいきなり巨大恐竜!
しかも動きます!
『ストーンハンター伊勢志摩』は宝石探しのアドベンチャー施設のはずですが…。

 

『ストーンハンター伊勢志摩』は昨年のゴールデンウィークに誕生した、鳥羽の新しい観光スポット!
子どもはもちろん!大人も大満足の、『宝石探し体験アドベンチャー施設』として、今、人気を呼んでいます!

 

アメジストやアクアマリン、ガーネットにエメラルド。
なんと、30種類以上の天然石を、採掘することができますよ!
『鉱山』『リバー』の2種類の採掘体験があります。

 

『ストーンハンター伊勢志摩』の岩城雄大さんに、施設について教えていただきます。

「今から行うのは『アドベンチャーマイン』という鉱山体験です。
4つある鉱山ブースに、宝石が隠されていますので、宝探しをしてください。
12分間の作業時間で、見つけた宝石はすべて持ち帰ることができます」

取り放題!
ワクワクしますね!

 

鉱山内はけっこう暗いです。
ランタンのカラーと同じ色が表示されているブースが掘る場所となります。
1チーム2名まで、保護者がカメラマンとして入場可能。
希望日の2日前~前日までオンラインで予約受付をします。(電話予約不可)
当日空きがあれば、現地でのみ受け付け可能です。

 

30種類ほどの種類の宝石の中から、見事、誕生石のアメジストを発見しました!

 

宝探し体験その2は、『川で採掘 Rocky River』。
体験時間は20分で、1人800円。
こちらは予約は必要ありません。

 

なんと、レアアイテムの『王冠』を見つけると、大きな宝石がプレゼントされます!
これを入手したいがために、リピートするお客さんもいるそうです。

 

掘り当てた宝石はすべてお持ち帰りOK!
でも、お父さんやお母さん、そして気になるあの人にプレゼントしたいなぁと思った時は、『ストーン工房』で、ぜひアクセサリー作り体験を。
ピアスや指輪、キーホルダーにできます。

「僕はもともとこの伊勢志摩で生まれ育ちました。
コロナ禍で行動制限がある時に、子ども達や、鳥羽の観光を元気づけたいという思いが親子で楽しめる体験施設のオープンへと繋がりました」

と、岩城さん。

 

そして新たな展開がこちら!
『恐竜Miniミュージアム』です!
そう、伊勢志摩といえば『鳥羽竜』!
『鳥羽竜(トバリュウ)は1996年に鳥羽市安楽島町の海岸で発見された大型草食恐竜の化石!
属や種の特定に必要な部位が見つかってないため学名はありませんが『鳥羽竜』の愛称が付けられています。
冒頭の恐竜は、このミュージアムのために作ったものだったんですね!

 

『鳥羽恐竜研究振興会』の監修の下、『鳥羽竜』に関する研究内容や化石のレプリカ等を展示。
その他にも恐竜模型やジオラマ等も展示されています。

「化石発見の1996年には、地域がとても盛り上がりました。
しかし27年の年月が経った今、みなさんの記憶から過ぎ去ってしまった『鳥羽竜』にもう一度関心を持ってもらい、『鳥羽恐竜研究振興会』の活動をサポートしつつ、長年の夢である再調査の実現に繋げていきたいと思っています」

と、岩城さん。

 

ということで、『鳥羽竜』化石発見地を、『鳥羽恐竜研究振興会』事務局長の山下直樹さんに案内していただきました。
『鳥羽家恐竜研究振興会』は1996年の『鳥羽竜』の化石発見以来、現地の保全活動や学術調査活動、体験学習活動等を継続して行っています。
現在は鳥羽ガイドセンター内にて『鳥羽竜』の化石資料等を展示中です。

 

海岸の、このくぼみで1996年の発掘調査の際に左右の大腿骨や上腕骨など12ヶ所が発見されました。

「頭骨や骨盤は、ひょっとしたらこの海岸の下に埋まってるかもしれないですね」

と、山下さん。

 

「実はメンバーがだんだん減っていて、活動できるのは5.6人しかいません。
年に2回ほど、子どもたちの化石採集会というイベントをしていまして、その時は大賑わいになります。
『ストーンハンター伊勢志摩内』に設けられた『恐竜Miniミュージアム』をきっかけに、『鳥羽竜』の認知が高まり、再調査が実現することが振興会の夢ですね」

と、山下さん。

 

より多くの人に、恐竜に興味を持ってもらいたい!
『ストーンハンター伊勢志摩』で『恐竜Miniミュージアム』のオープンと同時にスタートし、人気を呼んでいるのが『アンモナイト化石クリーニング体験』。
化石についた土などを取り除き、古代の生態の秘密を解き明かします。
もちろん綺麗になった化石は持ち帰ることができます。

「想定していたよりも、本当にたくさんの方に来ていただいて、僕らもびっくりしています。
もともと親子で楽しめる施設をという思いもありましたので、楽しんでいただいているのを見て、非常に嬉しく思っています。
みなさんが笑顔になれる場所を引き続き継続していけるように…それが一つの夢になりますね」

と、岩城さん。

ストーンハンター伊勢志摩。
採掘体験をしてみたいなーと思った方は、まずはウェブサイトで情報を採取せよ!