知られざる熊野探訪ツアー「桐原から矢ノ川へ 筏師の道をたどる」

■開催日時

令和5年10月14日(土)※雨天の場合10月15日(日)

午前9時~午後3時(8時30分から受付)

■開催場所

紀宝町桐原及び、御浜町片川~紀和町矢ノ川(集合場所:矢ノ川バス停横駐車場)

■内容

 北山川・熊野川流域ではダムや道路がなかった時代、山から伐り出した木材を筏に組み、川の自然の流れを利用して港へと運ぶ筏師と呼ばれる人たちが活躍しました。何連にも組んだ筏の上に立ち、激流を下る命がけの仕事でした。その筏師たちが筏を流し終えた後、櫂を担ぎ、峠越えをして家路を急いだ道が今も残っています。それは地域の人々の生活の道でもありました。
 紀宝町桐原から御浜町片川を通り、紀和町矢ノ川へと続く道も、かつては生活の道であり、筏師が歩いた道でもありました。道中には茶屋跡や道標、地蔵、田畑の跡や石畳道など、人の営みがあったことを確認できる風景が残っています。
 今回のツアーでは、紀宝町桐原にて、地域の方による桐原の暮らしや生活の道に関する講話を聴いた後、生活道としてかつての人々の営みや筏師たちの姿に思いを馳せながら、片川から矢ノ川までの道を歩きます。

スケジュール(予定)
  08:30 受付(矢ノ川バス停横駐車場)
  09:00 マイクロバスで移動→紀宝町桐原へ
  09:30 桐原生活改善センターにて
      講話:向井満男氏(桐原在住)、向井住和氏(桐原地区老人会長)
  10:10 マイクロバスで移動→御浜町片川へ
  10:30 筏師の道を歩く
  12:00 途中桃太郎岩へ立ち寄り、昼食
  12:30 分岐へ引き返し、再び筏師の道を歩く
  15:00 紀和町矢ノ川に到着・解散

■その他

参加料・入場料 500円(資料代・保険料含む)
定員 20名(要申込・応募者多数の場合抽選)
募集受付期間 令和5年8月30日(水)~9月30(土)午後5時
講師 講話:向井満男氏(桐原在住)、向井住和氏(桐原地区老人会長)
案内人 清水鎮一氏(熊野古道語り部友の会幹事)
主催 三重県立熊野古道センター
対象 健脚者(歩行距離約7㎞)
持ち物等 動きやすい服装、トレッキングシューズ、雨具、弁当、飲料、その他各自必要なもの(帽子、カメラ、ストック、タオル、敷物、行動食、ゴミ袋など)
備考欄 抽選の場合は、9月30日の夕方に電話連絡します。参加者には案内を郵送します。 集合場所から現地までの移動はマイクロバスを使用します。