“無垢の芸術”とDown’s Town Project「アール・イマキュレとは何か?」

■開催日時

2023/10/04(水)〜2023/12/12(火)

10:00~18:00(最終日は16:00まで)

■開催場所

D&DEPARTMENT MIE by VISON

0598-67-8570

■内容

D&DEPARTMENT MIE by VISON
“無垢の芸術”とDown’s Town Project「アール・イマキュレとは何か?」

三重県の英虞湾を望む大王町、志摩半島にある「アトリエ・エレマン・プレザン」は、ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエです。

オーナーである画家の佐藤肇さん敬子さんご夫婦はある時、耳の聞こえないダウン症の子どもと出会い、自分たちが今まで持ち合わせていない感性と対面します。
目の前で描かれた絵、それは現代社会の中で定義づけられている「知」を遥かに超えた作為的でないもの。本質的な自然界がもつリズムとの呼吸や「間」。直感は鋭く、だけどどこか優しい絵。これまでの美術史に無いものを確信した肇さんたちはその絵から放たれる全てを「アール・イマキュレ(無垢の芸術)」と捉えます。

1990年には肇さんの父である武雄さんが開いていた版画工房(1969年-1989年)で学んだ人達が中心となり「アトリエ・エレマン・プレザン」の活動がスタート。2001年、娘のよし子さんと夫の佐久間寛厚さんが本格的に加わり、学生や活動に賛同するスタッフなどと、ダウン症の人たちがアトリエや自らがデザインした住居を持ちながら働く村の計画「Down’s Town Project」の構想が進められています。

アール・イマキュレとは何か