三重テレビ『ゲンキみえ生き活きレポート』2023年12月3日

ハーレーダビッドソン愛好家の祭典「VIBES MEETING三重」が11月3日~5日に尾鷲市で開催されました。
都道府県を巡り年に1度開催され全国から1万人のライダーが集います。
番組ではこの全国規模のイベントでマルシェを開催し地域をもりあげようという地元のイベント担当者の活躍ぶりとバイカーをもてなす尾鷲市を中心としたマルシェの出店舗をレポート。
3日間で2万を集めたイベントの盛り上がりを紹介します!

ご覧ください!
ハーレー乗りたちが集まってきています。
エンジン音、すごいですよ。
ここは尾鷲市で開催される『VIBES MEETING 三重』の会場です!!

 

『VIBES MEETING』とは、 ハーレーダビットソン愛好家の祭典。
都道府県を巡り年に1度3日間にわたり開催。全国から1万人を超えるバイカーが終結し、会場にキャンプエリアを設け宿泊。
イベントやライブを楽しみながらバイカー仲間と交流するというものです。
その想像を絶した規模のイベントが、今年11月3日4日5日、三重県尾鷲市にて開催しました。
人口の半分以上となる参加者を、尾鷲市はどのように迎えたのでしょうか。

 

開催地は中部電力、尾鷲三田火力発電所跡地。
この広大な敷地がイベント開催の決め手となりました。
バイカーたちはこの場所にテントを張り全国から集まった仲間たちと交流。
会場の一角にバイカーの皆さんのおもてなしをする食と物産の『おわせマルシェ』エリアを開設。
地元、尾鷲市を中心に三重県内から80店舗が集まりました。

 

この地域とイベントをつなぐエリアの企画と運営を担っているのが『『VIBES MEETING 三重』実行委員会イベント担当のお二人。
『おわせマルシェ』の小倉裕司さんと岩澤宣之さんです。
そもそもなぜこの二人が『『VIBES MEETING 三重』の担当となったのでしょう。

「『おわせマルシェ』という店舗を構えておりまして、月一回、いろいろなイベントを開催していています。
それもあって『VIBES MEETING』開催にあたって地元の店を出店したいということで、私がイベント担当となりました。
過去一番の尾鷲でのイベントになると思いますので、多くの方に来ていただきたいと思っています」

と、小倉さん。

「サブステージでダンスやDJの担当、サブステージの担当をやらせていただいています」

と、岩澤さん。

尾鷲市で多くのイベントを立ち上げてきた小倉さんと岩澤さん。
『VIBES MEETING 三重』実行委員会の要請を受け開催地でのイベントを担当することに。
全国規模のイベントを成功させ地域を盛り上げたいと地元の飲食店や商店に協力を呼びかけ1年がかりで計画を進めてきました。

 

「ここは尾鷲の老舗でデパートなどにも出されている『鷲洋』です。
味は間違いないお店です」

こちらは『うなぎおこわ』と『鯛おこわ』を販売。

 

「こんなイベントは初のことなのでちょっとわからないですけど、いっぱい売りたいです」

 

こちらは『尾鷲ヒノキ』のまな板などを販売する『山本木工所』。
尾鷲ヒノキは香りが強いく油分も多いというのが特徴です。

「マルシェのスタッフの方が頑張っていろいろしてくれるので、それに便乗してというか、一緒に楽しもうという気持ちになって参加させてもらいました」

 

『甘夏じゅーす』を販売する『甘夏屋 平山農園』です。

「最近、若い人が集まって尾鷲でマルシェを開いたり、いろいろ宣伝する方法をやってくれています。
私たち農家を応援してくれるということで非常にありがたく思っています」

 

その他にも、尾鷲市の特産、名産。
そして、三重県各地の名物、人気グルメがずらりと並び、全国からやって来たバイカーたちをもてなします。

 

サブステージ会場では、岩澤さんがステージチェック中。

「17年間尾鷲で続いているよさこいを中心にした『熊野古道まつり』を、今回、VIBESの中に持ってきます」

ステージには紀伊半島各地からダンスグループが終結。
尾鷲市内の保育園児を含む300人のダンサーが出演。
当日はサブステージを盛り上げました!

 

そしていよいよイベントがスタート!
会場に続々とバイカーたちが入場してきます。

三重県の魅力を伝える食と物産のエリアは想像を超えた賑わい。
オープンと同時に行列ができる店も。
初日とあってバイカーのみなさんより一足早く、一般の入場者の姿が多いようです。

 

なんとこちら『杏屋』では、伊勢海老の半身焼きを販売!
しかも3500円というお値打ち価格!

「イベントが行われる3日間、楽しみたいと思います!」

 

『長久屋』ではマグロの尾の身を販売!
塩加減もバッチリで美味しいです!

 

「こんなにたくさんの人が尾鷲市に来てもらえるなんてメチャクチャ嬉しい!
ありがとうございます!」

 

「ブースの雰囲気がとても良いですね!
地元のみんなが店を開いていて、それもとても良い。
いろいろなバイクとか好きなので、それを見て楽しんだり、こんなにいっぱい人がいて楽しいです!」

「若い女の子たちががんばっていて、すごいなと思いました。
みんなの活気もいっぱいもらって、楽しんでします!」

来場者さんも、とっても楽しんでいますね。

 

イベント初日を経験した手応えを、二人にお聞きしました。

「こんなにハーレー愛好家やお客さん来てくれるとは思わなかったです。
でも岩澤さんと1年前からしっかりと準備してきました。
まだ一日目、まだ数時間しかたっていないのでこれから、もっと盛り上がるかなと思っています。
今日が本番ということで気合を入れ出店してくれている人もいますし、『VIBES MEETING』が来るということだけでも地元の飲食店の気持ちが変わったのではと思います」

「バイクの楽しみプラス、尾鷲市の美味しいものや、温泉、自然を楽しんでもらって、また来年来たい、家族連れて来たいなと思ってもらえるようにしたいです。
そしてまた、それに向けて僕たちも新しいイベントや地元を盛り上げることを考えていければと思います」

「この数年、イベント自体も少なかったし、こんな可能性があるということを誰も想像しなかったと思います。
けれど、やったらできるというところを今回、見せられたのではと思います」

 

11月3日、4日、5日、尾鷲市で開催された『VIBES MEETING 三重』。
3日間で25000人を超える『VIBES MEETING』史上、最大規模のイベントとなりました。
食と物産の『おわせマルシェ』エリアも20000人という記録的な来場者となりました。

『VIBES MEETING 三重』は終わっても、『おわせセマルシェ』は今も毎日開催中!
詳しくはウェブサイトサイトをご覧ください!