三重テレビ「ゲンキ!みえ!生き活きリポート」2009年11月8日放送

『クリスタルの森』を拠点にボランティアグループを旗揚げ!
竹林豊かな公園の整備とイベントで、地域に暮らす人たちが自然に触れるきっかけを作ります!

多気郡多気町に2008年にオープンした多気クリスタルタウン。
多気町が進める都市計画地域で、商業、工業、環境、3つのゾーンから構成されています。

そのうちのひとつ、竹林の茂る『クリスタルの森』を拠点に活動しようと、2009年結成されたボランティアグループが、『たき環境くらぶ竹遊号』。
クリスタルの森の整備や活用、地域を巻き込んだ環境活動を目的に、多気町、そして町外からさまざまな職種の人たちが集まりました。

『十五夜竹灯ろう』は、その旗揚げのイベントとして開催。
竹林を整備した際に間伐された竹を使い、夜の竹林に、作った灯ろうを灯すというもの。
その数なんと約400本!

灯ろうはイベント参加者が手作り。
竹を切るところからスタートなので、なかなか大変です。
けれど参加者の表情は生き生きと!
地元に自然があっても、楽しみ方がわからないので嬉しい・・・という参加者の言葉が嬉しいですね。

みんなで作った器に、使用後の天ぷら油を流し込みます。
これが、固まると完成。
ちなみに、廃油のろうそくづくりには、地域のスーパーが全面的に協力してくれたそうです。

また、会の立ち上げには、既に多気町で活動を行っている、『多気町ヘルスメイト』さんも協力。
白玉粉とお豆腐を使った、まさにヘルシーなお月見団子が出来上がりました。

みんなで切って準備した竹の中に水を入れ、廃油のろうそくを浮かべ、そして火を。

夜・・・竹林が幻想的な灯かりに照らし出されます。

竹灯ろうの光に吸い寄せられるように、たくさんの人たちが集まり、クリスタルの森の竹林は大賑わいとなりました。

竹林に揺れる無数の竹とうろう。
その明かりに浮かび上がるお客さんたちの笑顔。
竹遊号の旗揚げイベントは、見事大成功しました!

これからも、森を活用したイベントを開催して、たくさんの人に参加してもらい、地域と森をゲンキにします!