三重テレビ「ゲンキ!みえ!生き活きリポート」2010年12月12日放送

竹林をみんなで整備し、公園をつくって管理してきた「たき環境くらぶ竹遊号」のみなさんの新しい取り組み。
エコロジーでエコノミーな朝市を紹介!

多気町の新しい中心地になりつつある多気クリスタルタウン。
以前訪ねた「たき環境くらぶ竹遊号」のみなさんが新しい取り組みをはじめたと聞いて再びやってきました。

前回は、クリスタルタウンの一角に竹林をみんなで整備し、公園をつくって管理してきた「たき環境くらぶ竹遊号」のみなさんによる、手づくりの竹灯籠400個が揺れるイベントをご紹介しました。


そして、そのクリスタルの森ではじまった新しい取り組みがこちら。
毎月第4日曜日に開催されるクリスタルの森朝市。
竹遊号の呼びかけに、農業者や観光協会、商工会などが応じて、
2010年6月からスタート。
現在の出店者は21店。
健康や環境を考えたこだわりの品々を販売。
毎回、大勢のお客さんで賑わうそうです。

竹遊号の代表・谷村さんになぜ朝市をはじめたのかお聞きしました。

「公園の整備が終わったので、今度はそれをどう活用するかという次のステップを考えたかったんです・・・。
健康と環境を考えたこだわりの産品、ここにしかないものを販売したいというのが最初からあって、みなさんの協力を得てスタートしました」

そうなんです。
自分たちでつくり、守ってきた環境・・・つまりエコロジーから、
新しい商業、経済の流れ、エコノミーへ。
この「エコでエコ」を合言葉に、地域をゲンキにしようと、
クリスタルの森朝市は開催されているのです。

規格外の野菜も捨てずに販売。
確かにエコロジーでエコノミーです。

そしてこの朝市で出会った生産者、販売者のみなさんによる新商品の開発なども進んでいます。
クリスタルの森朝市では、グループとグループの新しい関係をも産み出しているようです。

またこちらでは、来場者に朝食を楽しんでもらおうと、炊き込みご飯やパンなども販売。
しかも温かい味噌汁の振る舞いもあって、まさに至れり尽くせり。
朝ごはんをいただきつつ、ゆっくり朝市を見てまわれます。

どうやら今回も朝市は大盛況に終わったようで、みなさん一斉に後片付けです。
クリスタルの森朝市では、準備と後片付けはみんなでやるのがルール。
早く商品が売れたからといって自分だけ帰ってしまってはいけません。
みんなで手を貸し合い、助けあうことによって、出店者の一体感、そして新しい関係を生み出すとの考えているからです。

クリスタルの森朝市は毎月第4日曜日(朝8時~10時)に開催!
みなさんもぜひ!!