よっかいちai『ナオちゃんのゲンキさん見つけた!』2012年12月号

「親子で一緒に考えることが大切!」
マネーじゅく@三重(株式会社アスト)代表 生川奈美子(なるかわなみこ)さんは3児のお母さん。家庭も会社も切り盛りしているゲンキさん!!

みなさん、子どものマネー教室って知ってますか?何を教えるところ?興味深々!!教室に来てみたら・・・子どもたち、ボードゲームしてる!とっても楽しそう!
ここでは「こづかいゲーム」といわれる教材で楽しみながら金銭感覚が身につくんだって。
ただし、ゲームをして終了ではなく、生活の中でこづかい制度を継続していくことが必要となるそうです。

■「こづかい制度を始めよう!」

生川さんは家計のホームドクターといわれるファイナンシャルプランナー。お客様と関わる中で、もらった給料の範囲内で生活するという当たり前の事ができない大人が多いことに驚き、自分の子どもにそうなってほしくない!!と思ったのがキッカケ。「我慢する、物を大切にするといった基本的なことやお金のやりくりを身につけてもらいたかった」と生川さん。

※大人バージョンあり。みんな大盛り上がり!!

■「自分で選択するということ」

生川さん家では月々のおこづかいとお年玉の管理を子どもに任せています。洋服や靴、散髪代、友達と遊ぶお金などをおこづかいから出します。自分で決めて、自分で買う。
子どもに決めさせることが重要。

生川さん家ぐらいのことを任せるなら、月いくらぐらい必要なの??
「何を任せるかで違うけど、うちは中学校3年生で4500円+お年玉です」と生川さん。
え~、思っていたより高くない!!そんな金額でやりくりできるんだ!なんか、私より生川さん家の子どもの方がスゴイ。涙。

■「子どもの責任と親の信用」

おこづかいが足りなくなったらついつい・・・なんてお母さん、いませんか?
私はすぐ渡しちゃう!!困っているの見てられなくて・・・。
「大切なのは、おこづかいを使い切って困っていても、親がお金を渡さないこと!!」と生川さん、真剣な表情。

「うちでも子どもがノートを買うお金を使ってしまって・・・。買ってあげたい気持ちを我慢!!子どもはチラシの裏をノートの代わりにしてましたね。この後は考えて使うようになりました。子どもは困らないとわかりません。親は困っていると助けたくなりますが、ここは耐えて耐えてです!」

うわ~、見守ることも大切なのね。反省。

※保護者向けの講演会。まず、親が知ることが大切です。

■「今日から始めれること」

「金銭教育は入口はお金だけれども、自分で選択する力や考える力をつける教育です」と生川さん。
お金は貯めるのもむずかしいけれど、使うのはもっとむずかしい・・・。
よし、今日から金銭教育始めるぞ!!今からおこづかい帳を買ってこよ~っと。