三重テレビ『ハピ3!』2013年1月5日放送

2012年12月、津市内にある5つのお寺と2つの神社が一緒になり、『伊勢の津 七福神めぐり』を発足!
住職にお話をうかがったり、グルメや文化を楽しみながら、7つの霊場、すべての朱印を押してもらいましょう!

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※『伊勢の津 七福神めぐり』前編はこちら

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地域活性化のため、5寺2社が協力して始まった『伊勢の津 七福神めぐり』。
今回は後半です!


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まずは津市栄町にある『四天王寺』。
境内には織田信長の生母や藤堂高虎婦人、武将や学者のお墓など、貴重な文化財が数多く残さ
れている、歴史のあるお寺です。


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祀られている七福神は『大黒天』、心身の裕福を授ける神様です。
しかも3つの顔を持つ大黒様!
『三面大黒天』は豊臣秀吉の出世守り本尊。
『大黒天』『毘沙門天』『弁財天』の3つが合体している尊像です。

4つの目の朱印を獲得しました!


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続いては「津の初午」さんと親しまれている『初馬寺』に祀られているのは、商売繁盛、律儀さを授ける『恵比須天』。
夜でも参拝できるよう、外に祀られています。


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そしてお堂にはなんと、七福神全員が勢ぞろいしているんです。
そんな『初馬寺』の近藤玄道さんに、今回の取り組みについてお聞きしてみると・・・。

近藤「やはり、5寺2社をたばねるのは大変でした。いろいろ紆余曲折もあり・・・しかし楽しかったです。
神仏混淆(日本固有の神の信仰と外来の仏教信とを融合・調和するために唱えられた教説)に導かれたのかな、という気はしますね」

とのこと。
もともと七福神を祀っていたからこそわかる苦労でしょうか。


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こちらは初馬寺からほど近い『宮崎餅店』。
創業は先々代から、という老舗のお店です。
中でもこしあんを団子で包んだ『けいらん』(右上)は大人気商品。
他の商品も、どれも上品な甘さでオススメです。
参拝の途中、立ち寄ってみてはいかが?


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続いては、藤方にある結城神社。
『太平記』で有名な結城宗広を祀り、春には300本ものしだれ梅が華やかに咲き誇る、梅の名
所です。
祀られているのは『福禄寿』で、御利益は無病息災です。


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最後は清少納言が『枕草子』で絶賛した『榊原温泉郷』にある、『榊原地蔵寺』。
祀られているのは、なんとも幸せそうな笑みを浮かべる『布袋尊』です。
ご利益は家庭円満・子孫繁栄、和合を授ける・・・とのこと。

聖徳太子が大昔に縁の地としてこの土地を歩き、地蔵尊を刻まれた、本当に由緒のあるお寺なんだとか!


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7つめの朱印を押していただいて、満願成就!
満願成就の色紙を枕元において寝ると、幸せな夢が見られるそうですよ!

ところで、お寺と神社では参拝の作法が違うのでご注意を!
神社は二礼二拍手、参拝後一礼。
お寺は柏手を打たずに合掌。
各々の福神御真言を唱えます。

『御真言』は各々の社寺でお参りの際、「こちらの御真言は何ですか? 」と訊ねてみましょう!


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『伊勢の津 七福神めぐり』の一覧はこちら!
歴史と文化、そして美味しいものを楽しみながら、津の街を満喫してください!