三重テレビ『ハピ3!』2013年2月9日放送

地域の方が所有している歴史的・文化的資産などを展示、公開!
その数、なんと現在約57ヶ所!
体験ができる、まちかど博物館もご紹介します!

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四日市は古くは東海道43番目の宿場町として栄えた、三重県北勢地域の中心都市。
街を歩いていると、文化や歴史を感じる様々なものに出会えます!
今回は四日市をぶらり散策!
体験もできる文化施設、『四日市地域まちかど博物館』をご紹介します。

ちなみに『まちかど博物館』とは、地域の方が所有している地域の歴史的・文化的資産などを、誰もが自由に見られるように展示、公開したもの。
四日市市内だけでも57か所ほどあるんですよ!


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こちらは築130年あまりという古民家で、機織り見学と体験ができる『手織りあけび工房』。
体験では、自分の好きな糸を選び、縦糸に。
横も糸を使うほか、布を裂いたものを通し『裂織』にしたり・・・いろいろな機織りができるそうです。
色の選び方から、機織り機の使い方、糸通しの仕方まですべて、先輩の機織りさんが教えてくれるので、安心ですよ。


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出来上った作品がこちら。
色とりどりで素敵ですね!


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この機織り機、よく見ると1つ1つ、形や大きさが違うんです。
実はこちらで手作りされたものなんですって。
すごいですね!


三重県四日市市大井手3丁目13−5

手織りあけび工房
住所 四日市市大井手3-13-5
お問い合わせ TEL 059-359-6678(四日市地域まちかど博物館推進委員会)
開館時間10:00~17:00
体験料 1回/1000円~
休館日 月・火・日曜日
※体験・見学は要予約


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こちらは昭和23年創業の『夢菓子工房ことよ』。
季節の和菓子と、みたらし団子が大人気のお店です。
10年前お店を改装した際に、地域とのふれあいの場をもっと増やそうと、『まちかど博物館』を開設。


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見どころは、昔の和菓子の木型。
これらはすべて手作り!
職人さんは、現在日本に8人ほどしかいないそうで、これらの木型はとても貴重なものです。
季節の食材や花をかたどったものから、戦車まで、その種類はなんと数百種類!
展示内容は不定期で変わるので、訪れるたびに違った木型を楽しむことができますよ。


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そして『夢菓子工房ことよ』で、今の時期オススメなのが、『いちご桜』。
桜餅と甘酸っぱいいちごの共演が何とも上品なお味です。
『まちかど博物館』を楽しみながら、おいしいお菓子を味わって下さい!


三重県四日市市西日野町4987

夢菓子工房ことよ
住所 四日市市西日野町4987
お問い合わせ TEL 059-359-6678(四日市地域まちかど博物館推進委員会)
開館時間 8:00~18:30
休館日 火曜日(祝日の場合は翌日休館)


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続いては、懐かしい時代にタイムスリップ!
明治時代から昭和初期のレトロなガラス瓶が展示されている『川原の一本松』です。

この『まちかど博物館』を始めたきっかけを、館長の水谷さんにお聞きしました。

水谷「ずっと収集していて、以前はダンボールにしまっていたんですが、物置を改装して飾ってみたところ、けっこう自分が癒されたので、展示して、来た方がそんな気分になればな、と思ったのがきっかけです」


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瓶の種類や数は数え切れないほど!
流れるジャズの音楽の中、館長さんに瓶のお話を聞きながら、幻想的な空間を楽しみましょう。


三重県四日市市大矢知町425

川原の一本松
住所 四日市市大矢知町425
お問い合わせ TEL 059-359-6678(四日市地域まちかど博物館推進委員会)
※見学は要予約。

『まちかど博物館』には予約が必要な所もありますので、開館日や時間など、詳細はお問い合わせ下さい。

まずは町に出て、『まちかど博物館』でたくさんの文化や歴史に触れてみましょう!