よっかいちai『ゲンキさんツアー!』2013年3月号

素敵なゲンキさんに会いに行く『ゲンキさんツアー』
熊野にGO!!⇒今回のツアーは奥熊野の海岸沿いのお店「木花堂(このはなどう)」の店主
久保咲恵(くぼさきえ)さんにお勧めのスポットを教えてもらいました。
熊野を愛する彼女だからこそのセレクトツアー!ぜひ、楽しんでください。

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三重の町をめぐる!小さな旅のご提案!!『ゲンキさんツアー』
三重県各地の魅力あるスポットを楽しく回るツアーとしてご紹介しています!!ご家族で、カップルで、お友達とぜひ出かけてみてくださいね!



さて今回のツアーは熊野。
熊野は天地創造の場であり、神々がいる聖なる土地として大切にされている場所。
日本書紀や日本古事記などのに出てくる場所は熊野だと言われています。
四日市から車で約3時間。日帰りで神秘の國「熊野」をたっぷり体感できるツアーです。

■10:00【熊野のいい物に出会う】
熊野のアンテナショップ「木花堂~メイドイン熊野の量り売り&衣食住~」



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海岸沿いの42号を走ってくるとある小さなお店。
ついつい通り過ぎてしまいそうに・・!
ここは、熊野の自然・風土を素材、またはテーマとして産み出された生活に必要な物を量り売りをしたり、過剰包装をせずに販売する粋なお店。
中に入ってみると・・・
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お店の中はメイドイン熊野の素敵なものがいっぱい!!
商品はすべて久保さんがセレクトしています。
お洒落だし、自然のあたたかさがあふれる空間です。

☆久保さんのおススメ☆
■家具工房kigumiの基本情報はこちら!
■馬明窯(うまめがま) 畑中伊紀の基本情報はこちら!
■ひのき工房k’sファクトリーの基本情報はこちら!


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ここのしいたけは絶品!
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量り売りをしてくれるので、必要な分量だけ買うことができます。
ここのお茶も絶品!
絶品ばかりです。


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入口には観光案内の資料がずらり。熊野の情報がここに集まっています。
熊野のことなら、まず久保さんに聞いてみて!


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【今回のゲンキさん】木花堂 久保咲恵さん
神奈川から熊野に移住して9年。「作り手や生産者のことや熊野の土地のことに興味をもってもらいたい」と木花堂と奥熊野発フリーペーパーKUMANO JOURNALの編集・発行をしています。
すべて自分で交渉し、熊野の素敵なものがいっぱいのお店の仕入れや販売もしており、「熊野」をキーワードにお店を通じて人と物、人と人をつないでいます。


■木花堂の基本情報はこちら!


☆サルシカ隊長レポート☆
■「熊野応援!②」隊長、木花堂でアレもコレも買う


国道42号線→国道311号線→県道52号線(約30分)




■11:30【圧倒的な自然の力を感じる】
天空のパワースポット「大丹倉(おおにぐら)」



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狭く曲がりくねった道を走っていると、目の前に突然現れる岩山!
その大きさと迫力に圧倒され、言葉がでない・・・。
でも、逆に静寂な空気を感じる不思議な岩。一見の価値あり。

☆久保さんおススメ!
ここから見上げる大丹倉は大迫力!
ぜひ、車をとめてみて。


■大丹倉とは?
高さ200m幅500mに及ぶ大絶壁で昔から修験者たちの聖地だったところです。岩肌が赤く見え「丹」という字は「赤い色」という意味があり「倉」という字は断崖絶壁を表し、ここから大丹倉と名前が付けられました。

☆プチ情報
奥熊野を進んでいき、大丹倉の手前に山里民泊あかくらとあまごを使った創作料理のあまご屋があります。
一日一組限定の宿であり食事処。秘境のお宿。


■山里民泊あかくら/あまご屋の基本情報はこちら!


☆サルシカ隊長レポート
■「熊野応援!③」隊長、1日1組限定の山里の宿に泊まる
■「熊野応援!④」隊長、1日1組限定の山里の宿で目覚める


県道52号線(約20分)




■12:00【熊野を味わう】
奥熊野にある古民家カフェで絶品「じびえカレー」!


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緑いっぱいの山奥の里。道に迷う人も多いところ。
・・・なのに、GWや休日にはお客さまでいっぱい!!

「ちゃや」特製のじびえカレーを求め、
食べにくるためだけに1時間以上かけてやって来る人ばかり。
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純和風の古民家で、ランチメニューはじびえカレーのみ。
「ちゃや」特製のカレーは、10種類以上のスパイスと5種類の肉(猪、鹿、鶏、牛、豚)のほか、野菜や果物をじっくり煮込んだこだわりのカレー!
ジビエカレーとサラダのセット850円、コーヒー付きは1,100円。

※ジビエとは、フランス語で狩りで捕獲したウサギやシカなどの野生動物を使った料理のこと

店主の伊集院羽津子さんはこの地に魅せられ、大阪から移住。
ご夫婦で熊野に住んで8年。
カフェを始めたのは、自分が大阪から来たときに道に迷い、ご飯を食べるところがなくすごく困った経験から。
迷った人のために軽食を出そうと思ったのがキッカケ。


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展示は全て伊集院さんの手作り!
伊集院さんは、蔓かご作りの名人、そして陶芸、ロッククライミングなどもおこなう多彩な方です。お店では蔓かごや焼物を見たり、購入したりする事もできます。それに11月から2月には、蔓かご作り体験(要予約)、4月から10月は、陶芸教室(要予約)もできます。


メニューの一部
● ジビエカレー 850円 (大盛 1,300円)
● ハヤシライス 850円
● 石焼じびえカレーライス 1,000円
● ホットコーヒー 380円
● ホットティー 400円
● アイスコーヒー、アイスティ 400円
● カルピス 400円(アイス・ホット)
※価格は平成24年6月のものです。変更される場合がありますので、ご確認下さい。

☆久保さんメモ
私の癒やしの場所。
ちゃやのカレーと店主さんからゲンキパワーがもらえます!


■熊野『じびえカレーとコーヒー「ちゃや」&羽津子工房』の基本情報はこちら!


地図はこちら!(参考程度にしてくださいね!)

三重県熊野市育生町長井445


県道52号線→国道311号線国道42号線(約50分)




■15:30【尾鷲の文化・歴史を知る】
巨岩の御神体とともに神話の世界にひたる!<

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日本神話にゆかりのある花の窟神社。
荘厳な空気の中、参道を進むと高さ45mの「巨岩」御神体があります。
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絶大な威圧感!神聖な空気!古代の人が熊野の自然の力を崇拝した自然信仰をわかりやすく体感できる場所。
熊野には他にも自然信仰の場所がたくさん残っています。


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圧巻。


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神社から海の方向へまわり、堤防から見てみてください!
全貌がわかります。デッカイ!!



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花の窟神社の前には、「花の岩屋」という素敵な茶屋もあり、楽しめます。
ここでは、地元の方たちが花窟神社に来た人のために、お茶をふるってくれます。
まるでタイムスリップしたかのような、ホッとする場所です。


☆久保さんメモ
熊野を代表する巨岩信仰の神社。ぜひ、自然信仰がとけこむ「熊野らしさ」を感じてください。


■神々が眠る日本最古の地・花の窟とは?
花窟神社(花の窟神社)は日本書紀にも記されている日本最古の神社といわれており、古来からの聖地として今に続く信仰はあつく、全国から多くの参拝者がお越しになります。花の窟では年2回、例大祭を行います。神々に舞を奉納し、日本一長いともいわれております約170メートルの大綱を岩窟上45メートル程の高さの御神体から境内南隅の松の御神木にわたします。この「御綱掛け神事」は、太古の昔から行われており「三重県無形文化指定」されています。巨岩を御神体とする神社の姿もほぼ当時のまま。もともと熊野では、社殿がなく岩や大樹を祀っている神社も珍しくなく、今も点在しています。その代表格の花の窟神社は、かつての自然崇拝を現代に伝える貴重な文化財といえます。


■花の窟神社の基本情報はこちら!


☆周辺の見どころポイント
■鬼ヶ城
熊野酸性岩が隆起や海面の上昇・下降に伴う海蝕・風蝕によって形成された奇岩が並ぶ場所である。毎年8月に行われる、熊野大花火大会の「鬼ケ城大仕掛け」でも有名。
(三重県熊野市木本町)




■獅子巌
獅子巖は熊野酸性岩の風蝕洞で、南側から見ると獅子の頭部に似た景観をみせる。
高さ25mの奇岩。国の名勝・天然記念物。
(熊野市井戸町 JR熊野市駅から徒歩7分)


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■七里御浜(ひちりみはま)
熊野市から鵜殿村に至る約22Km続く日本で一番長い砂礫海岸。これまでに「日本の渚百選」や「21世紀に残したい自然百選」などにも選ばれた景勝地。
(三重県熊野市・御浜町・紀宝町)





みなさん、いかがでしたか?
ちなみに熊野は素敵な人・場所がいっぱい!
それはこちらを参考に!!

☆サルシカ隊長レポート☆
■「熊野応援!①」隊長、甘酸っぱいおじさんになる!
■「熊野応援!⑤」隊長、もののけ姫の世界に迷い込む

ぜひ行ってみてくださいね~!!