三重テレビ「ゲンキ!みえ!生き活きリポート」2010年1月17日放送

桑名といえばハマグリ!
ハマグリを使ったお雛様で、地元商店街をゲンキに!
桑名といえば『蛤雛』といわれるほど知名度アップを目指します!


ここは桑名駅前の、40年近い歴史を持つ駅前商店街『桑名一番街』。
かつては買い物客で賑わい、お惣菜の匂いや呼び込みの声に包まれたこちらも、近年はシャッターの下りている店が目立つようになりました。

地域の顔ともいえる駅前商店街を少しでもゲンキにしたい、と立ち上がったのが・・・。

貝でつくった雛人形で、商店街をゲンキに!
『ぐるーぷマダム寿々』のみなさんです!!

グループは平成11年、桑名駅前の商店街の奥様(マダム)たちで結成。
大型店舗の出店で低迷した商店街を何とか活気付け、発展させようと立ち上がりました。
現在はメンバー13人のメンバーで、貝雛を使った商店街の活性化、PRに取り組んでいます。

マダム寿々のみなさんがつくる貝雛は、桑名の名産ハマグリを使った『蛤雛』。
ハマグリの殻は、地元の漁師さんにわけてもらったものだそうです。

作品の数々。
最近の主力は、小さな貝雛がついた携帯ストラップ。
お香が入った「におい貝」は、懐に忍ばせると、典雅な香りが。
壁掛けタイプの雛人形も作られています。

蛤雛キットも販売されているので、自分で作り、楽しむこともできますよ。

蛤雛はもちろん地元の商店街でも販売。
蛤のしぐれ煮でおなじみ『貝新』さんや精肉の『柿安』さんなどの店頭にも並んでいます。
特に『貝新』さんは観光のお客さんも来店するため、お土産にもう1品と、ストラップを添えて買っていくお客さんが多いそうです。

『ぐるーぷ マダム寿々』松岡 幸子さん

「十何年も続けていると、メンバーが家族のようになってきて、とても楽しいんです。
このメンバーで楽しみながら、『マダム寿々』というスマイルで、地元の方に私たちの力で何かお役に立てたり、発信できたらいいなと、この活動を続けているんです」
楽しく無理せず仲良く・・・だからこそ、会を十年以上も続けてこられたんですね。

現在では、なばなの里などの観光施設や観光案内時などでも販売されており、定番の人気商品となっているそう。
その可愛らしさに、県外や海外の方がまとめ買いしていくことも多いのだとか。

今や、桑名商店街活性化のシンボルともなっている『蛤雛』。
これからも商店街の町並みを癒し、買う人を笑顔にしてくれるに違いありません!