三重テレビ「ゲンキ!みえ!生き活きリポート」2010年2月7日放送

熊野古道全ルートを熟知したガイドにお任せください!
あなたの希望や旅程、体力に合った『熊野古道歩き』をコーディネートいたします!

2004年に世界遺産(文化遺産における「遺跡および文化的景観」)に認定された『熊野古道』。
その道筋はとても長く、団体旅行ならともかく、個人旅行では「歩きたい」と思っても、どのルートやコースを選べばわからないため、躊躇している人も多いはず・・・。

そんな人たちのために頑張っているのが、『くまの体験企画』のみなさん。
おもに熊野古道を旅する個人のお客さんを案内するガイドサービス。
「人と自然との関わり」をテーマに、さまざまなエコツアーを企画。
全長170キロにおよぶ熊野古道全エリアをカバーしています。

内山さん「今までは団体のバスツアーのお客様がほとんどだったんですが、最近では少しずつ個人のお客様が増えてきています。その人たちに色々な体験をしてもらったり、ゆっくり楽しんでもらったり・・・また、山だけ歩いて帰るんではなくて、町中にも入ってもらって、地元の人と触れ合ったり・・・そういった形のツアーを提案しています」

 

『熊野古道で過ごすLOHASな一日』ツアーは野草ウォッチングをしながら、馬越峠まで歩くプラン。
スローフードレストランでの食事もついて、女性に人気だそうです。
路沿いに生えている野草の効能などを教えてもらいながら、展望台まで歩きます。

熊野古道馬越峠をおりたら、尾鷲の町へ。
町案内がついているのが、このツアーの特徴です。

『海虹路(エコロ)』は、地域の環境を考えるNPO法人で、尾鷲ひのきを使ったクラフト体験や環境学習会などを開催。
代表の池田さんは、このお店を構えつつ、小中学校での環境教育や山への植樹など、さまざまな活動を行っています。

ツアーの参加者には、尾鷲ひのきで作られたマイ箸をプレゼント。
池田さんの環境への思い、そして内山さんの地域への思いが込められた贈り物です。

続いて案内されたのは、レストラン『葉っぱがシェフjomon』。
縄文鍋でオーガニック料理を満喫できる、こだわりのスローフードレストランです。
なんとこちらでは、レストランの裏山に自生している野草をお客さんが採取、それを料理に使います。

鍋に石と葉っぱを敷き詰め、その上に食材を載せ、蒸し焼き。
こうすることで、葉っぱの香りによって、食材のうまみが引き出されます。

この『ロハスコース』のほかにも、『くまの体験企画』は、「ぷらっと半日コース」や「ゆったりと1日コース」などなど・・・さまざまなツアーを企画しています。

ここでしか体験できないツアーを全国のみなさんに。
そして、熊野古道を訪れる人が増えることによって、地域に経済効果を含めた発展・・・という循環を!
「くまの体験企画」は、「人と自然」を考えつつ、地域にも貢献し、町をゲンキにします!!