今回は東海道五十三次42番目の宿場町、『桑名』の名所を紹介いたします！


■六華苑

国の重要文化財に指定されている『六華苑』。
設計は、『鹿鳴館』を設計したイギリスの建築家、ジョサイア・コンドルによるもの。
四層の塔屋を持つ、木造2階建ての洋館と、『池泉回遊式庭園』を持つ和館建築で明治、大正時代を代表する貴重な文化遺産です。

洋館の鑑賞のポイントは、天井の高いホール部分。
階段の方から見ると、柱がないのです。
そして階段は、壁から突き出ているような形となっています。

和館の鑑賞ポイントは欄間（らんま）。
欄間は普通、非常に飾りが多いのですが、この六華苑の欄間は飾りがなく、一枚板を使っています。

■三八市

毎月、3と8の付く日に開催される、寺町通り商店街の朝市『三八市』！
その歴史は古く、戦後間もない頃から始まったそうです。

『三八市』の出店者の、およそ半分は地元の農家さん。
そのため、新鮮な野菜が、超お値打ち価格で購入できるんですよ！
さらにお店の人たちとお客さんのコミュニケーションも魅力のひとつ。

寺町通り商店街　三八市
住所　桑名市南寺町69番地（桑名駅東口より徒歩10分）
お問い合わせ　TEL 0594-23-2918
開催日時　毎月3日、8日、13日、18日、23日、28日
　　　　　9時～12時頃

■貝増本店

桑名と言えば、忘れてはならないのが『ハマグリ』。
桑名街道時代からの名産品です。
こちらの『貝増本店』は、創業は明治時代末期という老舗で、全国からもお客さんが訪れる名店です。

秘伝の醤油と、甘みある独特のタレで丁寧に炊きあげた、絶品のしぐれ煮。
炊きたてのご飯と一緒に食べたいですね！ ！

さらに桑名市内には、訪れたい史跡がたくさんあります！

■七里の渡し

旅人で賑わった船着き場『七里の渡』。
ここにある大鳥居は、ここから伊勢路に入ることから『伊勢国一の鳥居』と言われ、伊勢神宮の遷宮ごとに建て替えられています。

住所　桑名市東船馬町

■蟠龍櫓（ばんりゅうやぐら）

川口にある七里の渡に面して建てられていた桑名城の『蟠龍櫓』は、歌川広重の『東海道五十三次』の中にも描かれています。
現在では、内部が無料で一般公開されていますよ！

住所　桑名市東船馬町
開場時間　10:00～15:00
休日　月曜日(祝日の場合は翌日)
入場料　無料

■本多忠勝公像

こちらの銅像は、徳川四天王の1人と称された本多忠勝公。
港町、城下町、宿場町という3つの機能を併せ持つ桑名の基礎造りは、忠勝公の功績なんです！
九華公園内で見ることができますよ！
他の史跡も、九華公園の前にあるので、あわせてどうぞ！

九華公園
住所　桑名市吉之丸5-1
お問い合わせ　TEL 0594-21-9932

今度のお休みには、のんびりゆったり、桑名の街を散策してみませんか？