第52回農林水産祭中央審査会 水産部門最高賞「天皇杯」受賞!

■内容

新たなアサリ養殖技術を確立した鳥羽市浦村町の鳥羽磯部漁協浦村支所「浦村アサリ研究会」(浅尾大輔代表、11人)が17日、農林水産省主催の第52回農林水産祭中央審査会で、水産部門最高賞の天皇杯に選ばれました。
研究会は、カキ殻の加工固形物を有効活用し、天然採苗から出荷まで商業ベースでのアサリ養殖技術を確立したことが評価されました。天然物に比べ、短時間で出荷サイズまで成長させることができ、本業のカキ養殖の仕事がなくなる夏場の収入源として大きな期待が寄せられています。
水産部門では大臣賞受賞の5団体が審査対象でした。浅尾代表は「光栄ある賞をいただき感激している。受賞を励みに地域に根ざした国産アサリの発展に寄与したい」と抱負を語っています。11月23日に東京・明治神宮会館で開催される農林水産祭で表彰されます。