三重テレビ「ゲンキ!みえ!生き活きリポート」2010年5月16日放送

御在所の自然と登山者の安全・・・この2つを守るのために、『御在所岳環境パトロール隊』は、山を歩き続けます!

標高1212mの御在所岳。
ここで自然と人を守るために頑張っているゲンキさんがいます。

『御在所岳環境パトロール隊』のみなさん!
環境パトロール隊は1999年に、地元の山好きのメンバーを中心に結成。
現在約20人で、御在所岳を中心に登山道のパトロールや整備・点検・山岳ガイドを行っています。

特にこの数年、遭難者が増えているということもあり、救助はもちろん、危険な箇所をなくすなど、遭難防止のための登山道の整備に力を入れているそう。

この日は、雨でえぐれて崖となってしまった道にハシゴを掛ける作業。
重い資材や道具を持っての登山は、かなりの重労働です。
厳しい自然環境に耐えうるものを、環境に配慮しながら作らなければならないだけに、メンバー同士で意見を出しあって進めていきます。

作業開始から4時間。
ようやくハシゴの完成です!

もちろんパトロール隊の仕事はこれだけではありません。
パトロール隊という名前ですから、登山道やその周辺の見回りも重要な仕事。
人が歩くことでえぐれた道など、人が入ることで発生する自然への影響、そして危険な場所の発見。
御在所の自然と、登山者の安全。
その2つを守るため、メンバーは山を歩き続けているのです。

メンバーのほとんどは、もともと『山の会』に入っていたという、山好きの人たちばかり。
山が好きだからこそ、他の登山客に安全に山に登って欲しい・・・危険な目にあってほしくない・・・。
そんな思いが、『御在所岳環境パトロール隊』を突き動かし、御在所岳の安全を守っているのです!