おとぼけナオちゃんの教えてエコ!(よっかいちai2011.5)

進化する地産地消レストラン!
美味しいのはもちろん新しい農作物にチャレンジ!!

■「地元の採れたて野菜を食べに来て。味が全然違います。美味しいよ!」

美味しいものがいっぱい食べられると聞き、
いなべ市農業公園にある農業レストラン「フラール」へ。

スゴク広くって自然がいっぱい!空気キレ~。

ここは地元の新鮮野菜・食材をビュッフェスタイルで提供しています。
公園内で栽培している野菜やハーブも大人気!

シェフの北村さんが畑からちぎって食べさせてくれたパクチーは、味が濃くって苦みがない。・・・美味しい!
「これが本来の味なんだよ」だって。
ビックリです。

■「植えて、育てて、食べる」

買いに行っても欲しい野菜が手に入らない。
それなら自分たちで作っちゃおうと始めたのが、フラールの『ポテンシャル農園』

「機能的、潜在的な力を持った野菜をつくりたい」
というところから、その名前をつけたそうです。

例えばこの農園で作るニンジンは赤みが多いので栄養価が高く、
芯が細かいので加熱時間も短くて済むのだそう。

つまり、食べることに関しても調理することに関しても機能的!
植え方や育て方でこんな違いがあるなんて驚きです!

■「可能性を秘めた農園」

この農園では普段見慣れた野菜と別に、
伝統野菜や日本では珍しい野菜の栽培にチャレンジしています。

「同じ時期に同じ作物では供給過多で売れませんし、我々も使い切れません。
だから地元の農家さんにはもっと多品種で珍しい野菜をつくってもらいたい
・・・買いに行っても、見つからないような野菜が欲しいんです。

他で買えない野菜を作ればオンリーワンの農家になれます」

作りやすいものをつくるのではなく、
求められるもの、新しいものをつくってほしい、と北村さん。

「この農園は地域の野菜づくりの研究所でもあるんです。
農家の方に喜んでもらえる野菜を見つけたい」 

地元に対する熱い気持ちが伝わってきます。
フラールでは4月末(予定)から世界中の野菜の種の販売もします。
自宅に植えてもOK。私も参加してみよ~っと。

■ナオちゃんの今月の学び

この農園では自分で種を植え、育てたものを食べさせてくれます。
これこそ究極の地産地消!!

しかも、新しくここしかない野菜を育てて、全国へ売り出していこうとしています。
地産地消の1つ先に進んだ形だね。