商店街が美術館に!?
シャッターが目立つ商店街を、華麗に美しくアートな空間に!
東海道46番目の宿場町として栄え、今でも亀山城を中心に古い町並みが残されている、亀山市。
一方、市内の東町商店街は、降りたシャッターが目立ち、閑散とした状態・・・。
そんな中、アートで商店街を少しでも元気にしようとがんばっているゲンキさんがいます!
それが『アートによる街づくりを考える会』のみなさんと、代表・伊藤峰子さん。
伊藤さん「数年前、ある人から『ここ東町商店街は、壁が白で統一されていて美術館のようだね』と言われた一言が きっかけで、この活動を思いついたんです」
『アートによる街づくりを考える会』は、商店街の人たちが中心となって2007年に設立。
現在のメンバーは20名。
商店街の空き店舗を活用して、小さな『町かどギャラリー』をつくり、地域をゲンキにしようとしています。
こちらはもともと薬局だった店舗。
この時は、津市在住のアーティスト・緒方直青さんが『7daysギャラリー』開催していました。
こちらはかつておもちゃ屋さんだった店舗。
若いデザイナーの作品が飾られています。
ギャラリーとして使っている店舗は、趣旨に賛同してもらった持ち主に、補助金から家賃を払って借りているそう。
細い路地を抜けた先の民家もギャラリーに改装。
障子やタンス・・・そんな生活空間の中に展示された作品の数々。
不思議な雰囲気をかもしだしています。
また、『アートによる街づくりを考える会』は、毎年『亀山商店街・イン・アート(アート亀山)』を開催。
画家やデザイナーなど12人の女性アーティストが集まったグループ、『魔女プラス』さんも協力しています。
さらに、総勢70名のアーティストが日本全国から参加します!
また地域を盛り上げるために飲食店とも連携。
アートとともに、亀山の新名物『亀山みそ焼きうどん』も盛り上げることで、地域活性の相乗効果を狙っています。
絵画やオブジェや映像で、町を彩りたい。
驚きと感動と笑いで、にぎやかにしたい。
そしてそのみんなの思いで、もっともっと町をゲンキにしたい!
『アートによる街づくりを考える会』の取り組みで、街は確実に盛り上がりつつあります!!