「地域おこし協力隊」募集のお知らせ

■内容

大台町は、三重県の中南勢地域の南西部に位置し、西は奈良県とも隣接しています。
面積は362.94㎢で、県内の町では最大で、その内93%を森林が占め、大台ヶ原を源とする一級河川「宮川」が町の中央を東流する自然豊かな町です。上流域の宮川地域は1,000m級の山々が囲む急峻な地域で、両岸の山峡の合間に集落と耕地が点在する純山村です。気候は、比較的温暖で、年間降水量は3,111㎜(過去10年間平均)で、上流域では年間5,000㎜に達することもあり、日本でも有数の多雨地帯です。この町の最上流部には、5つの自治区(大杉・久豆・若山・桧原・岩井)で形成する大杉谷地域があます。この地域の大半は、吉野熊野国立公園及び奥伊勢宮川峡県立自然公園に指定され、大自然に抱かれた住民の暮らしは、豊かな自然の恵みを活かしながら営まれてきました。
ところが、高度成長と主幹産業である林業の不振から、多くの住民が地域を離れ、過疎化と高齢化が深刻な地域となっています。宮川ダム建設当時の昭和30年の2,986人をピークに平成26年1月には267人まで人口が減少しています。「時代の流れだから仕方がない」と思いつつも、町の最上流部としての自然を守っていかなければならない責務を感じながら、大杉谷地域の住民は生活を送っています。
 
過疎化とともに子どもも激減し小中学校が廃校になるなど限界集落になりましたが、「住めば都」とはよく言ったもので、毎日楽しい生活があります。住民は、田舎独特の難しさもありますが、他の田舎に負けない「人情や付き合い」がここにはあります。大杉谷の自然や資源を活かして、我々と一緒に活動して頂ける協力隊員を募集します。

【募集人員】若干名
【活動内容】大杉谷の観光PR、雇用を目指した大杉谷の観光開発事業(起業)取組み
※平成26年3月20日必着

☆詳細・申し込みはこちら⇒http://osugidani.jp/

■問合せ先

大台町役場大杉谷出張所「地域おこし協力隊」担当係
電話:0598-78-3001
FAX:0598-78-3270