三重テレビ「ゲンキ!みえ!生き活きリポート」2010年9月12日放送

子どもたちが影を操って民話を上演!
紀北町の歴史と文化を現代によみがえらせ、次代につなげます!

『かんからこぼし座』のみなさん。
影を操るのは、小学生の子どもたちです。

きっかけは、座長の東佐知さんが、お子さん・友人達と老人ホームの慰問に訪れたことから。
紙芝居と一緒に劇を組み合わせたところ、とても喜ばれ『動く紙芝居』・・・影絵へと繋がったのだとか。
また民話の中には風習が残されており、それを知ることで、風習の意味が繋がったそうです。

地元のご好意で借りている練習場。
真剣な面持ちで人形を操る子どもたち。
紀北町には数多くの民話が残されており、それを地域の人に知ってもらうきっかけにしてもらおうと、練習に励んでいます。

『魚まち歩観会』の代表・植田さんは、『かんからこぼし座』設立時からの協力メンバー。
2009年2月22日放送の「ゲンキみえ」でご紹介した『魚まち歩観会』は、港町に観光客を呼び込もうと、町歩きツアーや案内板の設置をしているグループです。
紀北町には多くのボランティアグループがあり、こうして連携を結び合うことが多いのだそう。

『孫太郎オートキャンプ場』での上演会。
ここでの公演は、『かんからこぼし座』の影絵の魅力を知った、『孫太郎オートキャンプ場(2010年9月5日放送)』支配人の金子さんが呼びかける形でスタートしました。

ダンボールでできている人形に、子どもたちが命を吹き込みます。
人形が生き物のように動くのが面白い・・・演じる子どもたちが語る、影絵の魅力のひとつ。

影絵のサークルを通してさまざまな年代の人と交流。
大人だけでなく、子どもたちも積極的になり、誰とでも話をできるようになったそうです。

紀北町に伝わる歴史、文化を知ってもらいたい・・・世代を越え、性別を越え、地域を越え・・・熱い思いでつながる紀北町のゲンキの輪は、更に大きく、更に強く輝きます!