三重テレビ「ゲンキ!みえ!生き活きリポート」2010年9月26日放送

人と人・・・企業と企業・・・つなげて仲立ちすることで、松阪の町全体をゲンキに!
住んでいる人には「松阪に住んでいて良かった」と、地域外にの人からは「松阪に住みたい!」と言われる街づくりを目指します!

人と人をつなげる、カルチャースクールの運営・・・などなど、『町で活動する人たちの仲立ち』を行っているゲンキさんが、松阪市日野町にいます!

『NPO法人 Mブリッジ』のみなさん!
Mブリッジは平成18年に設立し、現在のメンバーは11人。
コミュニティカフェの運営、地域の文化芸術振興を目的とした教室やセミナーの開催・・・市民活動支援など、幅広く活動をしています。

その拠点となるのが、この『日野町(ぴのまち)カフェ』。
もともとは空き店舗でしたが、それでは町が寂しく見えるとの考えで、カフェをオープン。
名前の由来は、「ピッ」と電気がつくイメージから。
この日野町に電気がつくようにゲンキをつけたいとの思いです。
また、『ピノ』とはイタリア語で『松』という意味があり、それも含めてこの名前になったそうです。
地域のサークルや団体さんにも、拠点として利用して欲しいとのこと。

『日野町(ぴのまち)カフェ』では、まちづくり型のカルチャースクール『ブンカの交流館』も開催。
天然石のアクセサリー作りや、フラワーアレンジなどの講座を行っています。
またヨガやフラダンスなど、空き店舗を利用した講座も行うなど、町全体の活用に取り組んでいます。

住民のみなさんの知識や技術は、町の大切な資源。
それを見つけ出し、育てるのが『日野町(ぴのまち)カフェ』であり、町づくり型カルチャースクール。
学ぶのは生徒だけでなく、先生も学び、体験し、自信を得て巣立っていってもらうのが狙いです。

そして、その狙い通り、この『ブンカの交流館』での講座が人気を呼んだのをきっかけに、自分の教室を持てるようになった例も。
出会いと学びの町づくりが、まさしく実現しています。

さらに『Mブリッジ』が力を注いでいるのが、『出版』。
この『松阪語り継ぎ』は、松阪で語り継がれてきた民話を地元の人から聞き取り、まとめた物です。
いろいろな場所のさまざまな話が書かれていることで、地域の魅力を再発見でき、好評とのこと。
また、標準語ではなく『松阪弁』で書かれていることも、魅力のひとつだとか。

『日野町(ぴのまち)カフェ』『ブンカの交流館』『出版』
この3つを通して、三重県のさまざまな企業や団体の橋渡しを行いたい・・・。

人と人とのつながり、地域と地域とのつながり・・・それが『Mブリッジ』のみなさんの原動力であり、松阪をゲンキにするエネルギーです!