夢はゲンキと笑顔にあふれた里山での自給自足生活!
農作業初心者の男4人で、楽しい里山作りをやってます!
伊勢市横輪町。
ここで、全くの素人ながら、農業体験を行っているゲンキさんがいます。
『楽農村』のみなさん!
リーダーの加藤さんは鍼灸師。
西井さんはギフトショップの営業担当。
小林さんは理容師。
そして雲井さんは精肉販売。
4人は、ここ横輪町の住人ではなく、小俣町の同じ商工会のメンバー。
きっかけは商工会での勉強会。
第一次産業の問題や自給率についての問題を勉強するうちに、農業や里山の重要性に気づき。
もともと自然が大好きだった4人が意気投合し、2年前に楽農村を立ち上げました。
以来、休みを利用して農業や林業を実体験!
まず自分たちが楽しんで、そして学んで、新しい里山づくりに取り組もうとしています。
4人が暮らす小俣町から横輪町まで車で20分。
休みの度にこうしてやってきては、間伐や農作業にチャレンジしています。
未経験者の4人に手取り足取り教えているのは、地元横輪町のみなさん。
技術的にはまだまだでもがんばる4人・・・その姿に感心しています。
山や畑を提供しているのは、横輪町住人の岡惣松さん。
2009年8月16日に放送した、『横輪町活性化委員会』の会長さんです。
岡さん「横輪町は、90人ほどの人口のうち、40人が65才以上。本当に過疎地です。
若い人に横輪に来てもらって、家族的な付き合いをするうちに、何かが生まれていきそう
な感じがします」
かえって外から見てもらうことで、新しいアイデアが生まれれば・・・との期待もあるようです。
そんな彼らのアイデアがさっそく生かされたのが、この『にゃんにゃん棒』。
横輪に自生するマタタビを利用し、なんと楽農村のメンバーで商品化!
『横輪町活性化委員会』の拠点となっている休憩処『郷の恵・風輪』で販売しています。
ちなみに毎週末旦那さんが家を空ける、ご家族の反応はというと・・・。
雲井さん奥さん「顔が生き生きしていて、いいオジサンなのに童心に帰っているようで・・・が
んばって下さい!と言うしかありませんね(笑)」
小林さん奥さん「休みの時は子どもも(横輪に)連れて行ってくれたりするので、助かりもす
るんですけど・・・視察とか言って泊まりに行ったりすると、ちょっと(笑)」
辛うじて家族の理解も得られているようで、ほっと一安心のメンバー。
外から来た人が新しい感覚で、農作業を楽しみ。
仕事をしながら、また里山に住んでいなくても、余所から手伝うという形で、里山を守ることができるモデルケースを作りをすすめているのが、活動の第一歩。
そして里山を守りつつ、いずれは自給自足・・・『楽農村』メンバーは夢に向かって突き進んでいます!