「川越町を盛り上げよう!」その想いからメンバーが結集し、マルシェを開催!
大雨で中止になった前回の分も楽しむべく、今回の『第3回 川越マルシェ』は2日連続開催! 多いに盛り上がりました!
近鉄川越富洲原駅の西口広場。
『青空市』が開催され、たくさんの人で賑わっています!!
「川越町を盛り上げよう!」
そんな純粋な思いを軸に、昨年からスタートしたのが、この『川越マルシェ 青空市』。
地元の野菜、こだわり雑貨、そしてご当地グルメなどなど。
素敵なお店が、近鉄川越豊洲原駅の西口広場に集結!
小さなお子さまからお年寄りまで、みんなで楽しめるマルシェです。
この青空市を運営しているのは、地域活性化プロジェクト『川越マルシェ 青空市』のみなさん。
マルシェは今回で3回目なのですが、1回目は雨の中の開催。
そして2回目は天候不良で涙の中止。
今回、ようやく天候にめぐまれました。
『川越マルシェ』運営代表の川村朋之さんに、このプロジェクトを立ち上げた理由についてお聞きしました。
「川越町には名産や観光地があまりなく、そのためイベントも少ないのです。
自分が生まれ育ってきた町に何もないのが気がかりなので、自分でできることをと思い、マルシェを立ち上げました」
メンバーは、一度出店者として参加した人が、運営側のスタッフになることがほとんど。
しかも無償、ボランティアで活動してくれているとか。
そしてみなさん、驚くほど精力的!
菰野町の『アクアイグニス』でのマルシェをはじめ、さまざまな地域で開催されているマルシェに参加。
地元川越町では、ビオトープの保全活動も行っています。
川越マルシェ開催当日の早朝6時。
運営メンバーによって準備がはじめられていました。
出店者が運営メンバーを兼ねているので朝の準備は大変。
しかし、数多くのマルシェに参加、運営しているだけあって、メンバーのテント設営のスピードはまさにプロ級です。
30近くあるテントを、次々と、あっという間に建て終えました。
もちろん他の出店者の車の誘導、そして荷物の搬入も運営メンバーが積極的に。
自分のお店の準備もあるだけに大忙しです。
午前10時、『川越マルシェ 青空市』がスタートしました。
晴天でのはじめての開催とあって、朝から予想以上の人出です。
こちらはすでに大行列ができている『半平や』。
「青空市は、商売とか関係なしに楽しさがあるので、やめられないです」
と、山本利光さん。
人気は『いかころ天』350円。
一見たこ焼きのように見えますが、イカや野菜が練り込んであり、歯応えシャキシャキ!
『川越町ふれあい広場朝市』では、地元産の朝採り野菜を販売。
メロンほどの糖度がある玉ネギが、なんと1個80円!
「これは商売じゃなくて、来てくれた人に少しでも食べて喜んでほしいんだよ」
とメンバーのみなさん。
『川越町ふれあい広場朝市』は、川越町のふれあい広場でも朝市開催中です。
なんと、石垣島から出店!?
実はこちら『石垣島Bioショップ』オーナーの山原さんは四日市市出身。
仕事や里帰りで四日市に戻るタイミングに合わせて出店しているそうです。
出品しているのは、石垣島の特産品や、野菜、果物など。
「石垣島へ移り住んだのもご縁なので、特産品などを伝えることができるのが、すごくうれしいですね」
日本酒の取り扱い豊富な酒屋さん『福田屋酒店』も四日市から出店。
この日は三重の地酒の一杯売り。
一杯400円です。
「お客さんもそうだけど、出店者がたぶん一番楽しんでいる、それがこのマルシェの特徴じゃないかな」
と、福田屋酒店の伊藤亮さん。
小さなお子さんを持つママさんたちの市民活動を応援するグループ『三重ママサロネーゼclub』も参加。
「地域密着のイベントなので、よりお母さんの声をもらうことができるので、刺激を受けます」
と、代表の山田舞さん。
ブースを回っている、川村康治川越町長に『川越マルシェ 青空市』についての考えをうかがいました。
「川越町がどういうところかを知ってもらう、とても良いイベントだと思います。
マルシェを続けていき、回を重ねるごとに来場者が増えてくれると嬉しいですね」
「私は川越が地元なんですが、こんなイベントができることにビックリ!
一日楽しめました! 明日も楽しみます」
「みなさん楽しそうで良かったです。お客さんが楽しそうなのが一番嬉しいですよ」
と、出店者の方々。
1日目のマルシェが終了。
『第3回 川越マルシェ 青空市』は、土日の2日間連続開催。
翌朝もテントの設営からスタートです。
みんなでワイワイ楽しむこと。
雨にもくじけないこと。
そして、継続すること。
青空に大きくかかった虹が、子どもからお年寄りまで、みんなの顔を明るくするように・・・。
川越町のゲンキの源になりたい。
『川越マルシェ』の挑戦はこれからも続きます。