『北勢線』は、西桑名〜阿下喜間を結ぶ路線。
今年100周年を迎えるのは、そのうちの西桑名〜楚原間だそうです。

今回の旅は、西桑名駅から出発！

ぶらり旅にオススメの『1日乗り放題パス』を使い、西桑名駅からいなべ市の阿下喜駅を目指します。

三岐鉄道『北勢線』は、全国的にも珍しいナローゲージ（線路幅が狭い）路線。
ゆっくり流れる車窓からの景色を楽しみながら、のんびり行きましょう。

30分ほどで大泉駅に到着。
駅のすぐ隣に建っているのが、地元の特産品が並ぶ『ふれあいの駅 うりぼう』です。

こちらでは地元産の新鮮野菜をはじめ、肉や魚、果物など『地産地消』にこだわった商品が並んでいます。

併設しているパン工房は、今年４月にリニューアルしたばかり！
地元産の食材をふんだんに取り入れた手作りパンは大人気です。

人気の『緑茶マーブル食パン』は1袋400円。
地元・いしぐれ産のお茶と甘納豆が入った和風食パンです。

また、今年オープンしたばかりの『ジェラートの駅 ウリボーノ』では、こちらも地元食材で作ったジェラートを楽しめます。
ダブルコーンで330円です！

■ふれあいの駅　うりぼう
住所　いなべ市員弁町大泉2517（大泉駅前）
営業時間　8:30〜17:00
定休日　火曜日
お問い合わせ　0594-74-5866

大泉駅から再び電車に乗って阿下喜方面へ。
しばらくするとコンクリート製のレトロな橋が見えてきます。
実はこれ『めがね橋』と呼ばれる北勢線を代表する橋。
全国にある『めがね橋』の中でも珍しいコンクリートブロック製、しかも美しい三連式のアーチとあって、県外からも鉄道ファンや写真家が訪れます。

さらにこの『めがね橋』から200m程の所にある『ねじり橋』も必見！
橋と用水が斜めに交差するため、ひねりを入れて積まれた、大正時代の高い技術が使われています。
どちらの橋も楚原駅から歩いて20分程の場所にあります。


■めがね橋　ねじり橋
住所　いなべ市員弁町下笠田（楚原駅より徒歩20分）
北勢線と国道421号線の交差から少し南（護国神社横）

そして、終点の阿下喜駅。
1日の疲れを癒すなら、『阿下喜温泉 あじさいの里』がオススメです！
施設内には食事を楽しめるレストランや休憩所の他、写真や陶芸、手芸などの展示も行っています。

トレーニングルームや体験ルームで、汗を流すのも良いですね。
※トレーニングルームは1回（2時間以内）200円

阿下喜温泉はアルカリ性単純泉で、肌に優しい泉質です。
掛け流しで毎日お湯は張り替えてるので、綺麗なお湯を堪能することができま大浴場の他に露天風呂もあります!よ！

■阿下喜温泉　あじさいの里
住所　いなべ市北勢町阿下喜788
営業時間　11:00〜22:00（平成26年9月30日まで）
問い合わせ　0594-82-1126

『めがね橋』と『ねじり橋』は、護国神社の鳥居を目印にすると見つけやすいですよ。
週末は開業100周年を迎えた北勢線に乗って、途中下車の旅を楽みましょう！