FM三重「ウィークエンドカフェ」2010年5月22日放送

今日のお客さまは、天満浦百人会の松井さん。そして、お隣は会長の北村さんです。
昨年(2010年)の5月27日、天満荘にほっとできる和カフェがオープンしました。
おすすめは天然果汁100%のあまなつジュース。
天満の太陽をたっぷり浴びたおいしいあまなつで作りました。
ほかにも季節のフルーツがいっぱい入ったロールケーキが人気だそうです。

「天満荘は、四季折々の花、そして夏は蝉しぐれがお客さまを出迎えてくれます。
手作りジュースで、他にない特徴を出して、お客さんをもてなしたいね・・・」

■天満荘とは・・・?

築90年近い古民家です。
もともとは大きな会社の社長の別荘でした。
大きくて立派な建物なので、地元では昔からお城と呼ばれていました。

そのすばらしい地域の資産である天満荘を活用して、イベントなどを行ってきましたが、
もっともっと有効に使えないかと考えまして、カフェをやることにしたんです。

■百人会のみなさんは夢古道おわせのランチも担当されていますが・・・?

夢古道おわせでのランチも忙しくて大変だけど、新しいスタッフに恵まれたので大丈夫です。
天満のお母ちゃんはゲンキですから(笑)。

カフェでは夢古道おわせでの経験が生かされています。
お母さんたちの手づくりの味を今度はカフェでも楽しんでいただきたいと思っています。

■どのようなカフェ・・・?

古民家ですが、あまり手を入れずに、そのままくつろいでもらいたいですね。

畳の上で寝転んでもらってもいいし、ゆっくりと過ごしてもらえれば。
尾鷲地区にない雰囲気を味わってもらえると思います。
車の音ひとつしませんし。
たぶん眺めは尾鷲で一番だと思いますよ。

駐車場も60台分はあるので安心していらしてください。

■なぜ活動を・・・?

高齢化、過疎化の中で地域活性化の活動に取り組むのは住民の義務ですよ。
あとね、天満は特殊なところなんです。
地元の人が少ない。
外からやってきた人がどんどん定着し、新しい地元の人になっているところなんです。
住んでしばらくしたら、もう天満の人間(笑)。
その人たちが自分たちの地元を快適暮に暮らせる地域にしようと、がんばってきた結果だと思います。

そしてそんな中で中心になって動いたのが天満のお母ちゃん。

「みんなで活動できていい地域ですね」ってよく言われるけれど、たまたまそうなったわけじゃないんです。
みんなでそうしてきたんです。がんばって。

そう、みんなでいまの地区をつくってきた。
楽しいところや、天満は。

■ところでお父ちゃんは・・・?

お父ちゃんは鵜匠。
で、お母ちゃんは鵜。
お父ちゃんの理解があるから、お母ちゃんはがんばれる。

何も文句を言わない。
お母ちゃんを応援している。
何かあると、さっと応援してくれる。
すごい地域ですよ、ここは。