FM三重「ウィークエンドカフェ」2009年06月06日放送

今日はたくさんのお客様がweekend cafeにきてくれました。そのなかでもひときわにぎやかだったのが、下河内の里山を守る会のみなさん。そば打ちや野菜づくり、里山の自然の美しさなど宮原美智子さんに教えてもらいました。下河内の里山を守る会のメンバーは100名以上。県外の人も多いそうです!みんなで下河内の自然を守っているのですね。そんなみなさんの今後の夢はcafeを作ること。weekend cafeと一緒に東紀州の名物カフェを目指しましょうね!

■下河内ってどこにあるの?

下河内って、
紀伊長島の紀北町の役場のある海のところの山手の方。
国道から15分くらい。
日本昔話にでてくるような、のんびり時間が流れるような所なんですね。
日本の原風景みたいなところです。

元旅籠だった築120年の「旭屋旅館」を拠点にさせてもらっています。
マコモダケとかそばとか、今は菜種を植えています。
ちょっと前にヒマワリを植えたりして、
農作業をしながらイベントもしつつ、
自分たちも楽しみながらやっています!!

■下河内にひかれるのはなぜ・・・?

水がきれいで風景がいいし、なんかのんびりできるところだから。
建物は少なく、
水田の方がバーンと広く、
夜には星がとても近くにある感じで!
それは、電気がないから?(笑)

ちょっと前までは山水を飲んでたっていう話だから、ホント水は綺麗ですね。
その美味しいお水で育った下河内の食べ物は、ホントに美味しいです!

■そば打ちって難しい・・・?

ホントにはじめの方でも全然できます。
揃えて切るのは難しいそういだけど、
回数さえすれば誰でも上手になるんで大丈夫!

そばは10回打っても100回打っても同じものができる場合ことはないです。
だから難しいところはありますけどね。

ワイワイいいながらも、自分が打ったそばが一番美味しいんです!
家族みなさんでも楽しめますね。

民家が5、6軒になってしまった下河内にたくさんのお客様が来たりすると、
なんだかちょっと賑やかになってるって感じで嬉しいです。

■始めたきっかけは・・・?

行政から村おこしとして地域活性のお話がありまして、
地元の人も賛成して、始まりました。

最近は、だんだん高齢化してきて、ちょっと会員さんの減りましたけど・・・。

会員は県外の方もいます。
趣味がみんな一致していますから、
イベントにも進んで参加してくれて、楽しんで、喜んでくれます!

■一番最初にやり始めた事は・・・?

トウモロコシ作りが一番早かったかな。
畑づくりから活動を始めたんです。
もう収穫という前の日に一度収穫し、
その後の二度目の収穫というときに猿が来て食べられたこともあります!

その後はサツマイモかな。
枝豆など色々作りましたけど、、皆やられるんやね。
猿との戦いや~!(笑)

収穫したものをまたみんなで食べるというのがこの会。
楽しんで、ほとんど食べちゃいます。

■これからの見どころは・・・?

お花がたくさん咲き誇る季節。
下河内の自然はホント素敵!

そばの花が一面に咲きますし、とても綺麗です。
里山って感じですね。

■これからやりたいことは・・・?

夢は、色々あります。いっぱいあります!
昔、旭屋旅館には水車があったのですが、
それを復元して、そばを挽いたりしたいな。

作るときに伝統がどうするかとか、スゴイこだわりがでてきました。
どうしたらいいか、どうやっていくのかを、みんなで相談しながら進めています。

今は1つずつ楽しんでこなしていくこと、
行動に移すことが大切だと思っています。

是非とも下河内を訪れてください。
そば打ち教室にも来てくださいね!