FM三重『ウィークエンドカフェ』2014年8月16日放送

今回のお客様は、明和町観光協会の事務局長・大平みさきさんにお越しいただきました。
この季節、観光協会へのお問い合わせで一番多いのが、キャンプ場の予約状況。
大淀海岸のすぐ近くにあるキャンプ場は、今日も子供たちのにぎやかな声が
聞こえてきます。
夏休みの素敵な思い出をたくさん作っていってくださいね。

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■海から徒歩1分!大人気の『大淀ふれあいキャンプ場』

白砂青松で有名な大淀海岸には町営の『大淀ふれあいキャンプ場』があります。
歩いて1分で海水浴を楽しめる施設です。
この海岸は遠浅でテトラポットがあるので、波が穏やかで子どもたちが安全に遊べるスポット。
夏休みの今、土日はバンガローやテントもいっぱいになっていますが、平日や、土日でも日によってはまだ空きがあるので、ぜひ、今から利用してほしいです。

お客さんは県内の人が多いですが、大阪・京都・愛知などからもいらっしゃいます。
バーベキューもできますし、バーベキューセットの貸し出し、また予約いただければ食材のご用意もできますので、気軽に来てください。

明和町というと斎宮さんの町というイメージが強いですが、大淀海岸には町営
のキャンプ場以外にもたくさんのキャンプ場あるんですよ。
なので『大淀ふれあいキャンプ場』がいっぱいの場合は、他のキャンプ場さんに問い合わせてみてください。

夏はもちろんですが、ゴールデンウィークも大人気です。
今年はバンガローだけでなく、テントを張る場所もなくお断りさせていただいたほどでした。
ゴールデンウィーク中は潮干狩りを楽しみに来るお客さんがたくさんいます。
普通のキャンプではなく、そこに海という遊びの要素が入っているのが、ここの人気の秘密だと思います。

また、伊勢神宮にも近いし、どこへ行くにも中間的な地域なので、ここから他のところも楽しんでいただける・・・地理的にも有利な場所なんですね。


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■名産のひじきを練り込んだ『ひじきうどん』!

実は明和町は、ひじき加工の国内生産70%を占めているんです。
そういった意味でも、ひじきは明和町の特産品と言えると思います。
そして今年、ひじきを練り込んだうどんを開発しました。
すでにひじきをねりこんだ生麺は販売していましたが、今回開発したのは乾麺。
乾麺にすることで、ご贈答用に使っていただけると思います。
販売は、明和町特産品振興連絡協議会と、辻丈蔵商店と合同で行っています。

私もしょっちゅう食べているのですが、ひじきが入ることで、もちもとした食感になるんですね。
ひじきは鉄分を含んでいて低カロリー。
他にもビタミンAや食物繊維、カルシウムなども豊富に含んでいますので、本当に身体に良い食材です。

明和町内で食べられる所としては『いつきのみや歴史体験館』の前に建っている『いつき茶屋』。
そこでは営業時間中であれば、いつでもいただけます。


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■『いつきのみや歴史体験館』で行われる『観月会』と『浪漫まつり』

駅を降りて、すぐ南側にあるのが『いつきのみや歴史体験館』。
こちらはさまざまな体験をする施設で、平安時代の遊びも体験することができます。
貝合わせ、盤双六、それから『びっちょう』という、昔のゴルフのような遊びや蹴鞠など。
ぜひ来て、体験してほしいと思います。

そんな『いつきのみや歴史体験館』で、来る9月6日に『いつきのみや観月会』と『浪漫まつり』を開催します。
『観月会』はいわゆる『お月見』で、雅な雅楽の調べと舞を楽しんでいただきます。
ロウソクを3000本灯するので、ロウソクの光に浮かび上がる、『いつきのみや歴史体験館』と、月をご覧いただけます。
また、当日は17時から、熱気球のフライト体験も開催。
上空20〜30mに上がって、空から月とロウソクの光を観ることができるので、ぜひ体験して欲しいです。
ただしこちらは応募が必要です。
8月29日(金)までの応募で、先着順250名。
詳しくは明和町斎宮跡・文化観光課の方へお問い合わせください。

観月会の日はお昼から『浪漫まつり』を開催しています。
明和太鼓、いつきの舞、五穀豊穣を感謝する所作をする『斎王 寿(ことほぎ)の儀』、餅つき体験、カルタちらし取り、餅まきなどいろいろあるので、一日楽しめます。
ぜひ9月6日は『いつきのみや歴史体験館』にお越しください。

※ 明和町斎宮跡・文化観光課
問い合わせ TEL  0596-52-7126


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■マスコットキャラクター『めい姫』

みなさん『めい姫』ってご存知ですか?
およそ1000年前の平安時代、斎王と斎宮をずっとそばで見ていたノハナショウブが、斎王の雅な姿にあこがれ続けるうち、その思いが『めい姫』の姿になった・・・そんな物語のある、明和町のマスコットキャラクターです。

『めい姫』のグッズとしてはストラップ、そして珍しいものでは『耳かき』など。
そして、今年完成したのが『ぬいぐるみストラップ』。
これは本当に大変でした。
なかなか『めい姫』の可愛らしさが表現できず、出来上がるまでに4〜5回試作を繰り返し、1年近くかけてようやく完成しました。
8〜10cmとちょっと大きめです。
3月までに出来上がる予定だったのが、ずれにずれ込んで5月。
できたばかりで、持っている人もまだ多くないと思うので、ぜひぜひバッグなどに付けて欲しいと思います。

そして『めい姫』が憧れた『斎宮』。
その歴史を紹介する『斎宮歴史博物館』は、森に包まれており、春は桜、秋はイチョウ・・・初春には梅まつりも開催されています。

こちらにいる『いつきのみやガイドボランティア』さんたちが『樹木マップ』というのを作っていて、ただ単に散策するのではなく、明和町斎宮に植えてある樹木を観ながら歩くというガイドもしています。

樹々の間を歩きながら、歴史を感じるというのも良いかもしれませんね。


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