WEBはこちら→www.inaka-tourism.com

美杉という町について少し。
かつて伊勢の国の中心地であったことから、
歴史遺産が多く、語り継がれる話も多い。
東海圏で唯一森林セラピー基地に認定されるなど
自然景観がとても豊か。
しかし、いまは基幹産業の林業が衰退し、
超がつくほどの過疎地と化している。
でも、色んな意味で「オモシロイ」地域。
それにだんだん周りも気づき始めている。

そこで、このInaka Tourismがどんな役割を担うか。
１．地域の人・モノの魅力を発掘しツーリズムとつなげる
２．美杉の観光や物産の情報発信も兼ね備えたポータル的機能もはたす
３．このままでは廃線になるであろうJR名松線の利用を促す（単線一両、運行は2時間に1本）

そう。このいなかツーリズムはJR名松線と合わせることで、
真価を発揮するといっていい。
県の方いわく、松阪の都市部から田園地帯を抜けて山あいの美しい美杉に入る。
この短い距離で景色がここまで変化する路線はなかなかない。
「まるでリアル鉄道模型のよう」とのこと。

そして、キーは外国人観光客です。
Japan Rail Passを使って旅する方が非常に多い。
外国人観光客が名松線に奇跡を起こすとぼくは信じています。

とにかく、そんな事業をはじめるというか、
実はいなかツーリズムのメニューに関しては、
元々やっていた、単発でやっていた部分がほとんどで、
それらをこの機会にぎゅっと集めて、
ブランド展開していこう、といった感じです。
（伊勢本街道巡りとかは、もう10年近くやってます。）

いなかツーリズムが美杉の観光の起点になっていくことを目指します。

うちに来るお客様も美杉へ流れていくように。
いなかツーリズムを通して新たなお客様も獲得できるように。
お互いが相乗効果となるように。

この取り組みが動き出せば、おもしろいことが起きると思います。

まだまだ駆け出しなので、
サイトもメニューもブラッシュアップしないといけません。
とりあえずのリリースです。
一般の方、プロの方、色んな方の意見をきいて、
よりよいものを地域の人と共につくっていきたい。
そう考えます。

そして、行政のバックアップを心よりお待ちしています。
県と市、色んな課と横でつながれることを期待しています。

観光が横をつなぐことのできる産業であるように。

尊敬する伊賀上野観光協会の稲垣さんがおっしゃってました。
観光は色んな業種を繋ぐことのできる唯一の産業やと。
ほんまにその通りです。

ということで、繋いだ先に目指すはもちろんWORLDです。

Welcome to Shangri-La “MISUGI” といきましょう。