第102回『サルシカ隊長レポート』2014年11月

三重県津市大門の商店街を中心に初のバルイベントが開催!
その名も「津ぅのドまんなかバル」!
前売り3000円のチケットで、なんと5軒もの店が回れる!
食べ飲んでの「お店めぐり」にサルシカ隊の面々が出動した〜!!

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さて、津ぅのドまんなかバルをめぐるわれわれの取材ツアーもいよいよ終わりだ。
写真師マツバラ、ビデオカメラの上出カミー、そして隊長のワタクシは昼の部担当。
さすがに胃袋も体力も限界なので夜の部にバトンタッチするのだ。

最後を何で締めくくるか。
まだまだ回っていない店は山ほどある。
3人であれこれ考えた。
結構真剣に。

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で、結局、昼しか営業していない、かつ津を象徴するお店にしようということになった。
われわれ津市民が「はちまん」と呼んで親しむソウルフードのお店「蜂蜜まん本舗」である。


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国道23号線沿いに面した店は前面がガラス張りになっていて、はちまんを焼く様子を見ることができる。
店の場所こそ変わったが、ワタクシも子どもの頃からこのはちまんを焼くのを見るのが大好きだった。
いつかはちまんを焼いてみたい、とさえ思っていた(笑)。

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焼きたてで表面がパリパリの状態のものを、これまたアチアチの番茶と共にお店でいただく。
これが津市民の舌と胃袋と心の喜びなのだ。
ワタクシなんぞはるか東京で生活していた時、このはちまんの甘い香り、舌を焼くアンコ、控えめに口の中にひろがる甘みをどれほど夢にみたことか。
渇望したことか。
はちまんについてなら、ワタクシは1時間は軽く語れるのだ(笑)。

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さて、店内。
入ってびっくりした。
中にずら〜と行列ができていた。
通常でも並ぶお店であるが、きょうはバルイベントということもあって大盛況である。
が、ここはひとつじっと我慢して並ぶことにする。

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さすがに店内で食べるのは無理だったので、すぐそばのタクシーのりばの椅子を借りてアチアチを頬張ることに。
バルチケット1枚で、なんとはちまん15個!
3人だからひとり5個!!
ちょっと怯んだ。
フィニッシュにしちゃあ、ちと重すぎる(笑)。

で、2個ずつ食べて、あとはお土産にすることに。
バルチケットは、このようなお持ち帰りの店を利用することもできるので、5軒回るのは無理な人もうまくコースを考えて組み立ててほしい。
食べて飲んでおみやげをもって帰る・・・本当にすてきなイベントではないか。

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はちまんを食べおえひと休みしていたら、カーテンをひくように夜がやってきた。
夜チームと合流の時間だ。
待ち合わせ場所へと向かう。

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そして夜チームと感動の合流!
昼チームのわれわれは満腹と疲労を抱え、夜チームは空腹とやる気を抱えている。
チケットやパンフレットの受け渡し。
どの店を回ったか、どのような状況であるか、迅速に引き継ぎを行う。

夜のチームは、
ゲンキ3ネット編集部のナオちゃん、やまぴー、カメラ担当の中谷さんのチームと、
M子と写真師のコンビの2チームに分かれて攻撃していく。
なんと写真師は昼夜ダブルヘッダーなのである。

だから昼にあまり食べさせるな飲ませるなというオーダーを受けていたのだが、もうすっかり酔っぱらいカメラマンである。

ひとあし先に秘密基地に帰還するビデオカメラマン上出カミーとワタクシ。
われわれの戦いは終わった。
あとは頼むぞ、みんな!!

こうして昼の部の戦いは終わったのである。

さあ。
これから夜の部のみんなのレポートがぞくぞくとアップ!
いつまで続くんだろう(笑)。

■蜂蜜まん本舗
住所:三重県津市大門8−5
電話:059-228-3012
営業:9:45〜17:00
休み:水曜日・第4木曜日(祝日の場合・前後に振り替え)

写真/松原 豊