海開きを前にして、すでにそこは南国のパラダイス!
三重県大紀町に唯一ある漁港のそばにヤシの葉ゆれる南国のビーチがあった!
サルシカ隊長はそのトロピカルな海をひとり占めし、浜辺を駆け、清らかな海と水と砂に戯れるのであった(笑)。
紀勢自動車道の現在の終点、紀勢大内山ICを下りて右へ。
看板に従いつつ錦方面へと進む。
ずっと山道だし、この先に海があるのかと不安になるかも知れない。
でも進む。
己の道を信じて進む。
すると、錦の町へと入ってわずかに磯の香りがしてくるはずだ。
そして「錦向井ケ浜遊パーク トロピカルガーデンはこちら!」という看板も。
看板に沿って左折すると、一気に港町の様相に変わる。
そしていきなり港の中へと入る。
漁船はもちろん、干された網や漁師のお父さんも目に飛び込んでくる。
「あ、これは道を間違えたな」と誰もが思う。
でも大丈夫。
おいしい魚を食べさせてれる民宿がちらほら見える。
確かに錦の魚はおいしいけれど、それは夜の楽しみにしておこう。
誘惑と不安に負けず、道をゆくのだ。
すると、そこに。
あああああ、キミのパラダイスが見えてくる!!!
昔から漁業の町として栄え、魚類養殖地である錦。
その一角に、南の島のような美しいビーチを持つリゾート施設『錦向井ケ浜遊パーク トロピカルガーデン』があるのだ。
ここは人工的につくられたビーチだけれども、本当に水が美しい。
しかもビーチを波止を兼ねた遊歩道が囲んでいるので、沖からビーチを眺めることができる。
これはなかなかよいなあ。
カメラお父さん、ビデオお母さんは、浜辺からだけでなく、沖方面からも、海で遊ぶ我が子の姿を撮影できるぞ。
沖方面もすばらしい眺め。
これなら夏以外でも散歩とかして楽しめる。
いざビーチへ。
取材したのは6月の中旬なのでさすがに泳がないが、思わず砂遊びをしてしまう、サルシカ隊長46歳の初夏である(笑)。
このビーチの砂は、砂というより細かいジャリである。
砂遊びにはあまり向かないが、さっと水で流せるので快適である。
うひょ~~!!
すいません、再びやってしまいました、浮かれる46歳の初夏です(笑)。
こちらの浜辺には遊具も用意されている。
清潔なトイレ、シャワー室もすぐそばにあるし、実はエアコンの効いたレストランや売店、そしてなんとプールまであったりする!
まさに南国リゾートである。
この南国リゾートのトロピカルガーデンで、7月10日、海開きイベント「いそもんフェスタ2011」を開催。
その主催団体「ISOMON6」の代表・西村さんにビーチまで来てもらった。
西村さんと隊長は顔なじみ。
ブランコに乗ってすっかりデート気分でお話を聞いたのだ。
隊長「なぜ海開きイベントをはじめようと?」
西村「錦は、大紀町で唯一海に面したところなんです。そしてこんな立派な施設やビーチ(トロピカルガーデン)があるにも関わらず、海開きのイベントがなかったんです。誰もやろうって言わないし、じゃあ、私たちがやろうかって」
隊長「今年ではじめられて4年目だそうですが、今年はどんなことを?」
西村「去年からはじめた漁船の乗船体験を今年もやります。へんば餅のふるまい、そして例年大人気の海賊遊泳競技もやりますよ」
昨年は2000人近い来場者でにぎわったそう。
今年は震災の影響等で人の出足を気にされているようでした。
よかったらみなさんも家族で参加してみてはいかがでしょうか。
関連リンク:いそもんフェスタ2011のお知らせ
関連リンク:ISOMON6