船だんじり(長島神社祭礼)

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■開催日時

平成27年1月17日(土) 14時00分頃~ 
(婦人会等の道中手踊りは13時頃より)

■開催場所

(出発)長島港魚市場~長島地区【魚まち】~長島神社

■内容

熊野灘の漁業の町・紀伊長島(長島地区)で1月中旬にカツオの一本釣り漁を模した伝統行事「船だんじり」が行われます。
この船だんじりは江戸時代中期に始まり、約250年の伝統を誇る、一年の大漁を祈願する正月の奉納行事で現在は地元の長島町漁協が主催している。 昼13時頃より長島港魚市場を長島神社に向かって婦人会や子供会による新曲「長島音頭」「長島小唄」などの道中踊り“手踊り”と東紀州神輿団による1.3メートル四方、高さ1.5メートル、重さが260キロという、の神輿が出発し、町内を練り歩きます。 続いて14時00分頃、同様に木造の漁船を鮮やかに彩った長さ約12メートルの「船だんじり」の上に、布製のカツオを付けたさおを持った漁師の子ども二十数人と漁協役員らが乗船して魚市場を出発します。途中、細い路地に群がる見物客の人波をかき分け、目的地の長島神社を目指します船上の乗組員は「チョイサヤー」の掛け声も勇ましくさおを操ってカツオの一本釣りを演じてみる。 沿道の見物客らには、生き餌(え)のイワシに見立てた縁起ものの福あめが勢いよくまかれ、毎年、町は熱気に包まれます。 そして15時30分頃、船だんじりが長島神社に到着すると180キロ(3俵)の餅まきが行われ祭りを締めくくります。