三重テレビ『ゲンキみえ生き活きリポート』2015年2月8日放送
地域密着型のネットTVを運営し、亀山を大アピールする若手グループが、亀山大市に合わせてマルシェを開催!
さらに亀山を盛り上げていきます!
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毎年1月24日と25日に開催される『亀山大市』は北勢を代表する名物大市。
旧正月を祝う準備をするため、買い物に出る人が自然に集まりはじまったとされ、100年以上の歴史があります。
旧東海道の東町、本町、西町通りが1kmにわたって歩行者天国になり、180もの店が並びます。


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そんな亀山大市で、ひときわ盛り上がっていたのが、東町ふれあい広場で開催されていた『かめやまるしぇ』。
亀山市内のお店が集まり、亀山の魅力をぎゅっと詰め込んだ青空市場です。


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『かめやまるしぇ』を主催する『おでかけかめやま』の代表、吉田健一郎さんにお話を伺いました。

「『かめやまるしぇ』自体、亀山大市では初めてなんです。
市内の飲食店さんや雑貨屋さんに協力してもらい、今回の開催となりました」

『おでかけかめやま』は、亀山を盛り上げようという若手グループ。
平成24年、三重県初の民間コミュニティスペースを立ち上げるところから活動をスタート。
地域密着型のネットTVを運営し、亀山を大アピール。
また地域の行事をさらに盛り上げようと、積極的に参加しています。
メンバーは現在15人。
その大半が20代という、若さあふれるグループです。


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『かめやまるしぇ』のメンバーたちに、お話を聞きました。

「吉田さんとたまたま知り合い、意気投合したのが参加のきっかけです。
亀山を愛しているところに尊敬し、共感しました」

「僕はこのまるしぇで音響を担当しています。
音響は素人でしたが、このコミュニティに入ってから、実践的に覚えていきました。
インターネット放送ではカメラを担当しており、地域が活性化していくのをみるとやりがいを感じます」


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こちらは『かめやまるしぇ』に参加する店舗の一つ。
北海道から亀山に移住し、お店を開いたイタリア料理店『イルテルノ』です。

「とてもみなさん喜んで買いに来ていただいて、うれしいです。
吉田さんからしつこく誘われて出店しましたが、良かったです(笑)」

と、店主の佐藤さん。

『イルテルノ』が『かめやまるしぇ』のために用意したのは、ポークシチュー。
柔らかく煮こまれた豚肉はもちろん亀山産。
こちらは普段お店で出しているメニューではなく、『かめやまるしぇ』限定です。

他にも、こだわりの工芸品のお店や、知る人ぞ知る亀山の話題のお店など、12のお店が出店。
まさに、幅広い亀山の魅力がぎゅっと凝縮されたマルシェなのです。


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こちらは銘菓『関の戸』で有名な、関宿にある創業370年の老舗和菓子店『深川屋』。
『かめやまるしぇ』には、合併前はとなり町だった関宿からも店舗が参加。
これも大きな特徴です。


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まるしぇでは通常の『関の戸』の他、まるしぇ限定の『お茶の香』。
また伊勢木綿に入った『関の戸』も販売しています。
さらにおしるこはなんと、関の戸をまるごと溶かし入れた『関の戸しるこ』!
これは珍しく、そしておいしいです。


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こちらも関宿からの参加、『会津屋』。

「亀山市内に住んでいても、関に来たことがない人がたくさんいますが、『おでかけかめやま』さんのおかげで関と亀山がつながったような気がします。
これからもどんどん活動して関のアピールもして欲しいと思います」

『おでかけかめやま』のテーマは『つなげる』こと。
亀山と関がつながり、交流ができていくのは、『おでかけかめやま』にとって、本当にうれしいことです。


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こちらでは『おでかけかめやま』による福袋の販売。
亀山の名物や特産品などがぎゅっと詰まって2000円です。
しかしすぐに行列ができ、なんと、およそ5分で完売してしまいました!


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『亀山大市』および『かめやまるしぇ』に来た櫻井義之亀山市長に、お話を伺いました。

「人と人がつながっている感じが伝わってきて素晴らしいです。
日頃から『おでかめ』のみなさんは、地域に入っていろんな提案をしたり活発な活動をしています。
そういう意味では亀山市は市民活動が非常に元気が良く、中でも『おでかめ』さんは特徴的な役割を担っていると感じています」

櫻井市長が『おでかめ』と略して呼ぶほど、『おでかけかめやま』の存在と活動は浸透しているんですね。


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「お客さんが喜んでくれることに、一番達成感があります。
もっともっと亀山を盛り上げていきたいですね」

「本当に楽しかったです。
街が活性化して、商店街がもっと華やかになってくれれば・・・と思います」

初めての『かめやまるしぇ』に手応えを感じる、メンバーのみなさん。

亀山の町と町。 
人と人。
そして企業と地域を。
みんなをつなぐ接着剤であり、
それぞれが活発に動くための潤滑剤になりたい。
溢れんばかりのエネルギーが、いま、亀山に広がりつつあります。