初午大祭(はつうまたいさい)

■開催日時

平成27年3月6日(金)・7日(土)
御祈祷受付・参拝時間 :8時~20時まで

■内容

初午(はつうま)の由来は全国各地さまざまな言い伝えがありますが、当地では古来から特に厄年に関係なく老若男女が毎年、一年の厄災を払う日として3月初の午の日に観音参り(松尾詣で)をするという風習があります。
この風習は当寺に伝わる“龍神伝説”が起こった時代から盛んになり、火災という大変な災難から無事逃れられた観音様と古来から言い伝えられる龍の開運招福のご利益にあやかって、観音様にお参りすることで一年、災難から逃れることができ、さらに運が開け福が舞い込むと言われています。

また、この地域独特の風習として・・・
◎参拝帰りに自分の身に付けている物を何か一つ境内に落として行くことで一年の厄を落とす。 
◎ねじりおこし(大棒状の岩おこしをねじった物)を厄をねじ切ると言い縁起物として買う。
◎猿はじき(装飾された竹の棒に付けられた猿ぼぼを竹のバネで上へはじくおもちゃ)を厄をはじき去ると言い縁起物として買う。
◎本厄を迎えると親戚・友人など多くの人に当寺の御影札に贈り物を付けて配り、自分の厄を少しづつ分けて持ってもらう。
など、現在もこのようなおもしろい風習が残っております。