『ライターママとカメラマンパパが行く“鉄板!みえの旅”』2015年4月

三重県内のことをあれこれと取り上げてきた『ゲンキ3ネット』。
リポーターメンバーのキャラの濃さゆえか、どんどんコアな方向に進み、メジャーなスポットをしっかり紹介できていないのでは?という事実が発覚。
それを受けてスタートした新企画『鉄板!みえの旅』で、ライターの妻とカメラマンの夫のコンビが、三重のメジャースポットを紹介していきます。
今回ご紹介する鉄板スポットは、絶叫マシンが大人気の遊園地「ナガシマスパーランド」と、大自然の中で露天風呂が楽しめる日帰り温泉「長島温泉 湯あみの島」。
三重を代表する大型レジャー施設の魅力に迫ります!

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■「ナガシマスパーランド」で遊ぶ

お彼岸も終わりの3月23日、「ナガシマスパーランド」へ。
こちらにおじゃまするのは、私もカメラマンもなんと約30年ぶり。
開業50周年とのことで、新企画の第一弾でご紹介するには、グッドタイミングという感じです。


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「ナガシマスパーランド」といえば、やはり絶叫マシン。
ナガシマリゾートの担当さんからも隊長からも「是非乗ってください」とお言葉をいただいていたので、肚をくくってこの日を迎えました。
一番人気の「スチールドラゴン2000」が強風のため運休ということで、二番手の「ホワイトサイクロン」に挑戦することになり、こっそり胸を撫で下ろしておりました。
ミッションを果たすべく、乗り場に直行。
伊勢湾岸道を通る度に目にしていた白い要塞が、目の前にそびえ立っています。体験の感想はといえば、「全長1,700m、最高速度102km/hで駆け抜ける世界最大級の木製コースター。
木製ならではのきしみ音や振動、強烈な横Gがさらに衝撃的なスリルを倍増させる興奮の迫力マシン」とHPの案内にある通り。
途中から目を開ける余裕もない情けない状態でしたが、あの浮遊感はちょっとくせになりそうです。
絶叫マシンの苦手なカメラマンは、地上でカメラを構えて待機。
とんでもない顔を撮られたくない!と思いましたが、やっぱりとんでもない顔に(笑)
この「ホワイトサイクロン」は、開業30周年に登場したアトラクションで、4LDK の住宅1,000軒分の木材を使用しているそうです。


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絶叫マシンのミッションを果たして、心も軽く次のアトラクションへ。
2013年に日本に初上陸した「ジェットスキー」。水上バイクに乗り込みハンドルを右に左に。水の上を駆け抜けるスピード感と爽快感を味わいました。
これからの季節におすすめのアトラクションですね。


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次の目的地「ナガシマスパードーム」を目指して園内を歩いて気づいたのが、幼児向けのアトラクションが多いこと。
絶叫マシンのイメージの強い「ナガシマスパーランド」でしたが、実は27種類のキッズ向けの乗り物があり、全天候型の「こども遊びゾーン ちびっこひろば」も設けられているのです。
キッズ用レストランやトイレなど、小さな子ども連れの家族に嬉しい配慮もあちらこちらにありました。


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「ナガシマスパードーム」で開催されている“春休み~GWイベント”「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」は、昨年に続いて2回目の開催で、アトラクションの内容もさらに充実したとのこと。
パンフレットの説明に「最新のテクノロジーを駆使した映像、光、音楽の空間を演出して、わくわくする瞬間を生み出し、創造するおもしろさが、体験できるイベントです」とありました。
照明を落とした施設の中には「光のボールでオーケストラ」「つながる!積み木列車」「小人が住まうテーブル」など8つのアトラクションコーナーがあり、その内の4つが今回ナガシマスパーランド初登場です。
大人も参加可能ということなので、いくつか体験してみました。
新登場の「お絵かきピープル」は、自分の描いたピープルが3Dになって動き出すというもの。
童心に帰り、クレヨンで描いたオリジナルピープルをスキャンしてもらうと、なんと大きなスクリーンに登場し、自由に動き回るのです!
これには、本当に感動しました。
平面が3Dになるんですよ!
その絵にタッチすると、また新たな動きが始まり…映像の進化を実際に体感。
これ、子どもでなくてもきっとハマります。
その他のアトラクションもそれぞれ「おお!すごっ!」という感じでしたが、残念ながら全部をご紹介できませんので、ぜひHP で検索してみてくださいね。


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「ナガシマスパーランド」での最後の体験は、遊園地といえば観覧車ということで「大観覧車オーロラ」に搭乗。
直径83mの大観覧車から、伊勢湾や知多半島、鈴鹿山脈の景色眺めながら、空中散歩を楽しみました。
ちなみに「スチールドラゴン2000」の最高部は観覧車より高い97mとか。
まさに絶叫の高さですね(笑)興味のある方はトライしてみてください。
乗ったことがあるという方も、2013年3月に、座席をむき出しにするというリニューアルを行ったことで、さらに迫力が増したそうですので、ぜひ再チャレンジを。

そして50周年を記念してこの夏新しく登場するアトラクションが「アクロバット」。
世界最大級のフライングコースターで、「空を飛び回る」未体験の爽快なスリルが味わえるそうです。
7月中旬開始予定ですので、こちらもお楽しみに。


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■「長島温泉 湯あみの島」でくつろぐ

いろいろなアトラクションを体験しているうちに、昼食時を迎えたので、隣接する「長島温泉 湯あみの島」で昼食をとることに。
「ナガシマスパーランド」の入場者は、追加料金(大人700円)で施設を利用できます。
今回は取材のタイムスケジュールの都合で、温泉には浸かりませんでしたが、施設内を案内していただきました。
男湯と女湯を合わせると17種類の露天風呂や内湯があり、温泉としては、日本最大級のスケールを誇るそうです。
本物の自然に囲まれた露天風呂では、四季を通じて美しい花木を鑑賞しながら入浴が楽しめるとのこと。
昨年、女湯の「奥入瀬渓流の湯」に登場して大好評の炭酸風呂が、3月20日に男湯の「黒部峡谷の湯」にも登場したばかり。
美肌効果も高いという炭酸風呂、とても気になります。
今回はナガシマリゾートさんから温泉の写真を提供していただきましたので、炭酸風呂に入っているのは、私ではありません(笑)。
なんと写真の岩風呂は、一枚岩の御影石をくり抜いたものだそうです。
施設の設備で特に驚いたのは、ゆったりとしたリラックスルームと睡眠室。
ベッドと毛布で眠れる本格的な睡眠室は、一度試してみたいものです。


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ひと通り施設を見学してから大広間へ。
ここは休憩と食事のスペースです。
ずらりとテーブルが並ぶ広間は圧巻ですが、利用者数の多い時にはパーテーションを外してさらに広げることが可能だとのこと。
天井も高く、まさに開放的という表現がぴったりです。
セルフで好きなものをチョイスする「和風カフェテリア」の他に麺料理、中華料理のお店がありますが、本日の気分で中華をセレクト。
「桃仙」の天津飯セットをいただきました。
ふわとろ玉子に大きなエビのせで大満足。お腹が満ちた頃、大広間のステージでは、金沢明子ショウが始まりました。
子どもの頃、「グランスパー長島」の時代ですが、ピンキーとキラーズ、藤圭子のショウを観に来たことを思い出しました。歳がバレます…。
ビールを片手にステージ鑑賞を楽しむ浴衣姿のお客さんたち。
温泉、ビール、美味しい食事に歌謡ショウ。
なんともぜいたくな時間です。
歌謡ショウが終わったら、リラックスルームや睡眠室でひと休みして、また温泉に浸かるのでしょうか。


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「ナガシマスパーランド」「長島温泉 湯あみの島」を訪れた感想は、大人も子供も幸せになれる世界だなということ。
行く先々で、たくさんの人の笑顔に出会う三重の鉄板レジャーランドは、やはり魅力満載でした。
そしてどちらも、近々プライベートでゆっくり訪れたいと思いました。


おまけコラム~妻みやげ・夫みやげ~

自分のためにちょっとした想い出の品を買うのもお出かけの楽しみ。
今回の妻みやげは、「長島温泉ぶたマン」夫みやげは、「ジェレミーの財布」。微妙にセレクトが似ているのが気になる…(笑)
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