東海道関宿 東追分一の鳥居お木曳き

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■開催日時

平成27年5月30日(土) 午前9時30分~午後1時
※荒天の場合、5月31日(日)に順延

■開催場所

亀山市関宿伝統的建造物群保存地区
西追分(亀山市関町新所)~東追分(亀山市関町木崎)

■内容

東海道五十三次47番目の宿場・関宿の東海道と伊勢別街道の分岐点にあたる東追分の鳥居が建替えられます。
この鳥居は、伊勢神宮内宮正殿の棟持ち柱が内宮宇治橋の東詰の鳥居に転用され、その鳥居の旧材を東追分の鳥居として建替える20年に一度の伝統行事です。この鳥居の建替えの中心となる行事が「お木曳き」で、今年の5月30日(土)に住民総出で行われます。ぜひお越しください。

【関宿東追分】
関宿東追分は、東海道五十三次の宿場町関宿の東の入口にあたり、ここで東海道から伊勢別街道(参宮街道)が分岐していたことから、この事を示す鳥居が江戸時代中期に建てられました。『伊勢参宮名所図会』や歌川広重の浮世絵などでも取り上げられる、東海道の名所のひとつです。この鳥居は、関宿では「一の鳥居」と呼ばれており、嘉永2年(1849)以降は、20年に一度の伊勢神宮式年遷宮にあわせて建替えが行われてきました。また、お木曳きは、建替えに使用する木材を住民総出で曳く伝統行事です。鳥居の建替えに使用する木材は、伊勢神宮内宮宇治橋で20年間鳥居として使用されてきたものです。さらにその前は内宮正殿の棟持柱として20年間使用されていました。東追分での建替えにより、さらに関宿で20年旅人たちを迎える役割を担い、60年間使い継がれることになります。

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