三重テレビ『ハピ3!』2015年5月30日放送

夏の風物詩、大紀町の『祝詞川ホタルまつり』!
暗闇に浮かび上がるホタルの幻想的な光を、ご家族や友だちと楽しんで!

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今回のゲンキ特派員は、もうみなさんにもお馴染み、大紀町のイメージキャラクター『たいちゃん』と『きーちゃん』!

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なになに?

「ここ大紀町では、6月になるとキレイなホタルを見ることができるんだよ!」

ほうほう。

「6月6日には祝詞川で『ホタルまつり』が開催されるので、キレイなホタルの舞をたくさんの人に見てもらいたいんだ!」

なるほど!

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というわけで、さっそく祝詞川のホタルを愛する人たちのところへ!
まずは『祝詞川ホタル愛好会』会長の野呂保之さんに、愛好会の活動についてお聞きしました。

「今から12年ほど前、この辺りからホタルの姿が全く見えなくなってしまったんです。
そこでなんとか自分たちの小さな頃の川に戻したく、川の清掃や環境保全を行っています」

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『祝詞川ホタル愛好会』は、祝詞川の清掃や浄化に取り組み、昔のような天然のホタルが飛ぶ環境作りに努めています。

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他にもホタルたちが食べる『カワニナ』という貝を育て、川の生態系を整えるなど、愛好会の活動により、川にホタルが戻ってきています。

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ホタルが見られるのは成虫になってからの約2週間ほど。
祝詞川ではその期間になんと、2500匹ほどのホタルを見ることができるんです!
しかも祝詞川のホタルはエサに工夫をしているため、他の地域のホタルより明るく光ると言われているそう。
幻想的なホタルの舞は必見です!

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そして『祝詞川ホタルまつり』実行委員長の奥山泉さんに、今年の祭りについてお聞きしました、

「今年の『祝詞川ホタルまつり』のテーマは『天』。
お願いごとを木札に書いてもらい、ホタルに『天』まで届けてもらいます。」

祝詞川が流れる滝原地区は、天照大神が祀られている『瀧原宮』や倭姫命が祝詞を上げたとされる『祝詞山』など、神様の繋がりが深いところ。

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今年は願い事を木札に書いて、ホタルに『天』まで届けてもらう『願い道』をあらたに設置する予定です。

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『祝詞川ホタルまつり』当日には、ホタルが飛ぶことが予想されていますが、天候によってはホタルが見られない可能性も。
そこでホタルが飛ばなくても、子どもも大人も楽しめるよう、魚釣りやミニコンサート、野点やバザーなど、さまざまなイベントを行います。
もちろんホタルが飛べば、まつりの楽しさも倍増しますね!

年に一度の、ホタルに会えるチャンス!
来週は『祝詞川ホタルまつり』で幻想的な気分にひたりましょう!

 

●祝詞川ホタルまつり
 開催日時 平成27年6月6日(土) 16:30〜21:00
 ※ホタル観賞は19:30〜 ピークは20:00頃
 開催場所 大紀町滝原地区祝詞川周辺
 お問合せ 090-4851-8964(担当:野呂)
      0598-86-3851(宮川流域交流館たいき)